「まるで修行僧?」読経とスペイン語の意外な関係
¡Hola, chicos!
こんにちは、ガウチョ・カズです!
今回は、
知ったら目からウロコの
革新的な勉強法
をお教えしたいと思います。
突然ですが
お坊さんって
どんな脳みそを
持ってるんでしょうね。
だって考えてみてください。
15-40分もあるあのお経を暗記
してるんですよ。
しかも片手でリズム取りながら
目をつむって読み続けるなんて
常人のなせる業ではありません。
しかし彼らは
あの量の文字を難なく、
いや、ほぼ無意識的に
全て唱えてみせます。
そんなお坊さんから学ぶ
驚異のスペイン語勉強法こそが、
「暗唱」です。
そう、これだけ。
ある一定量の文章を
暗記して宙で唱えるだけで
数えきれないほどのメリット
をあなたは受けることができます。
- 通学電車の退屈な時間
- バイト中のボーっとする時間
- 恋人の愚痴を聞く時間
など
心ここにあらずの時間に
「暗唱」
を取り入れるのです。
どうしてか?
じゃああなたは
「1日のうち何時間
ぼーっとしている」
と思いますか?
いやいや、
そんなに少なくないですよ。
なんと
12時間以上
です。
これはしっかりとした
研究結果に基づいた
データです。
これだけでも
衝撃の事実ですが、
実はその瞑想している時間、
脳は最も酷使
されているんです。
確かにそうだと
思いませんか?
少なくとも私は
ぼーっとした後に
やる気が出た
試しがありません。
いつもいつもただ
気だるさが残るだけ
です。
さて、
一日の半分もの間、
脳を休ませているはずが
疲れ果てていく様を
ただこのまま
見過ごしますか?
それとも
その時間を有効活用し、
スペイン語が永久に
衰えない超人の脳を
手に入れますか?
この事実を知っても
まだ瞑想したい
と言うのであれば
無理には止めません。
この先の修行の道には
進まないでください。
ここからは
「暗唱」の
極意をお教えします。
その伝授にあたって
まずあなたに
知っておいてほしいことが、
ハイクオリティの
リスニングを要する
ということです。
暗記ってただ文章を
読んで覚えることだと
思っていませんでしたか?
たしかに
それは間違いでは
ありません。
ただし、
それは「暗記」するだけ
の場合に限られます。
私が主張する
「暗唱」では
覚えた文章を
声に出します。
そのため、
暗記する原稿のスピーチを
聴いて覚えなければ
なりません。
それも、完璧に。
声の強弱、ピッチの高低差、
発音、イントネーション、
アクセント
など
耳で感じる全ての情報を
全く完璧に真似るのです。
完全にそのスピーカーに
なりきります。
だからこれは
ただのリスニングとは
わけが違います。
通常、リスニングとは
インプットの学習ですが、
「暗唱」では
アウトプットを前提にした
リスニング
を行うことになります。
そのため、
繰り返し繰り返し
細部まで意識して音声を聞き、
入念な分析を伴います。
その結果
リスニング力が
爆発的に向上します。
これが1つ目のメリットです。
そしてそれを真似て
口を動かすことで、
口周りや舌の筋肉が
鍛えられ、
きれいな発音と
話し続けられる体力が
身に付きます。
これが2つ目のメリットです。
これらの主要な
メリットの他にも、
新しい語彙や文法を
学べるという
副次的なメリットもあります。
ん?
これってなんだか、
前回ご紹介した
「シャドーイング」
と変わらないように思えますね。
でも「暗唱」の最大の利点は
いつでもどこでもできる
ということです。
スマホもイヤホンもいりません。
一度頭に叩き込んでしまえば
あとは何回でも何万回でも
練習ができます。
しかも
必ずしも口に出す
必要もありません。
頭の中で復唱するだけで、
スペイン語の全てが
復習できてしまいます。
そう、
こうなったら
あなたは無敵です。
もうスペイン語を
忘れることはできません。
私も
ホセ・ムヒカ元大統領の
スピーチを暗記し、
いまだに暇あれば暗唱しています。
その結果
スペイン語が衰えるどころか
今でも発音が向上し続け、
新しい発見も日々あります。
暗唱は非常に
価値のあるものです。
今すぐにでも
他の勉強を
そっちのけにしてでも
始めるべきです。
そして暗唱するのは
賢人や偉人の
有名なスピーチ
にしましょう。
理由は、
使われている単語や文法
イントネーションや
アクセントが
非常に美しく教養があり、
真似するに値するからです。
さて、
今回はとりわけ長く
お話しましたが、
今日得た知識が
あなたのためになることを
心から願っています。
質問はいつでも
受け付けていますので
なんでもご相談ください。
24時間以内に
必ずお返事します。
それでは今日も
最後までご覧いただき
ありがとうございました!
Muchas gracias.
¡Nos vemos pronto!
≪警告≫浮気性のあなたに物申します。(【注意】スペイン語のブログです。)
¡Hola, chicos!
こんにちは、女の子には一途な
ガウチョ・カズです!
浮気って
よくないですよね.....
一人の人を愛しきれず
他の人に目移りしてしまう。
何が不満で、
何が悲しくて
気持ちがふらつくのでしょうか。
でもそれは
仕方ないことなのかも
しれません。
なぜなら、人間というのは
常に新しい刺激を求めて
欲に正直に行動する
生き物ですからね。
え?
いつから「恋愛相談」ブログに
なったのかって?
違います違います!
あなたは誤解しています。
私が言いたいのは、
参考書は一冊で十分
ってことです。
「浮気と全然関係ねえじゃねぇか!」
って突っ込まれそうですけど、
一緒です。
「一人の相手を一途に愛する」
のと
「一冊の参考書を使い古す」
のには
通ずるものがあります。
複数の本を
参照するということは、
一冊一冊にかける
時間と労力が分散され、
それぞれの本から得られる
知識量が激減する
ことを意味します。
その上、
ただ本を持っているだけで
満足してしまい、
勉強をした気になって
自分の成長を止めてしまいます。
これって
相手のことをよく知らないまま
別の人へ気持ちを移して
その人と真剣に向き合う
努力をしようとせず、
その結果
表面上の関係で満足して、
人の本性を理解できない
浅い人間になってしまう。
まさに浮気と同じですよね。
今までにこんな経験は
ありませんか?
学校で使うテキストの他に
- 自分で文法書を買ったり
- 単語帳を買ったり
- 会話表現集を買ったり....
そしてそのどれもが
三日坊主で終わってしまい、
今もピカピカの状態で
残っている
なんてことが。
よくある話です。
私も以前はあなたのような
参考書コレクターでした。
しかしそれは
時間とお金の無駄
だと気づいたのです。
複数の本を持つことに
メリットは一切ありません。
どうしてか?
結局はどの本も
同じことを
言っているからです。
同じ内容のことが
違う人の言葉で
書かれているだけです。
だから私達は、
「違うことが書かれている」
と錯覚してしまうのです。
それにも関わらず、
あなたは何冊もの本を
かいつまむせいで、
多様な筆者の解釈に惑わされ
頭の中がグッチャグチャで
いつまでも覚えられない
ままになってしまいます。
だから私は
あなたに一途になってほしい
と思っています。
一冊の本を極めると
そこに書いてある内容が
宙(そら)で言えてしまうほど
記憶に深く刻まれます。
すると
参考書を常に持ち歩いて
いるかのように、
いつどんな場面でも
内容を思い出すことが
できるようになります。
これはテストでも
実際の会話でも、
アウトプットの場面で
大いに役立ちます。
メリットは
それだけではありません。
無駄な出費がなくなり
お金の節約につながります。
それに、
あれもしてこれもして
と忙しかった頭の中が
1つに絞られてスッキリします。
じゃあ、最初に
どの参考書を選べばいいの?
あなたが
学校で使っている文法書
まずはそれを
完璧にしてください。
学校で購入する参考書は
なかなか市販で手に入りにくい
ことが多いです。
そんな貴重な、
選ばれし参考書を
マスターしないなんて選択肢は
ありませんよね?
だからまずはそこから
始めましょう。
具体的に何をしろ
ということはありません。
ただひたすらに
ぼろぼろにしてください。
- 何回も繰り返しめくって、
- マーカーを引きまくって、
- 情報を書き込みまくって、
- 折り目や付箋を付けまくって
めちゃくちゃにしてください。
すると世にも奇妙な
紙の束が出来上がります。
そこまで来たら
参考書はもう役目を果たしました。
その本の命は
あなたに吸い込まれ、
脳の中で生き続ける
ことでしょう。
それが一途に
一冊と向き合う
ということです。
この方法、
ぜひ実践してみてください。
これまでより
はるかに簡単に
はるかに効率よく
知識が身についていきます。
それでは今回は
この辺で終わりたいと
思います。
最後までお付き合いいただき
ありがとうございました!
¡Hasta luego!
「ノリで聞けるっしょww」超パリピなリスニング力向上法
¡Hola, chicos!
(タイトルにつられすぎ)
リスニングが全然上達しない.....
これは語学学習初期段階の
誰もが抱く永遠の課題です。
今日は
そんな壁に絶賛
ぶち当たり中のあなたに、
リスニング力を
あっちゅう間に向上させる
とっておきの方法
をお教えいたします(チェケラ)
何から手を付けていいかわからず.....
とりあえず電車の中で
何となく参考書の
CDの音源を
聞いてはいるけど,
退屈すぎて意味もわからず
聞き流してしまい、
挙句の果てには
子守歌になっている....
そんな経験は
これまでありませんでしょうか?
そんなスピード〇ーニングよりも
意味のない聞き流しをしても
「ある日突然聞けるようになる!」
....わけありません。
なんせ勉強は
楽しくやらなければ続きません。
今回お教えする
この方法なら、
リスニング力向上
だけでなく
スペイン語独特の“リズム感”
まで掴むことができます。
その結果
どんな声質、トーン、声量の人でも
正確に内容を把握でき、
それに対する的確な返答が
できるようになってしまいます。
その方法とは、
「シャドーイング」です。
英語学習でもおなじみの
シャドーイングという
勉強方法ですが、
あなたはこの方法が
どれほどあなたを変えるかを
知らないと思います。
それはあなたが
正しいシャドーイング
をしていないからです。
それを実践するには
厳密な手順とルールがあります。
手順は3つの段階に分かれます。
1. リスニング
まずは音源を最後まで聞いてください。
- 誰が話しているのか
- どんな話をしているのか
- 何を思っているのか
わかる範囲でいいので
一回だけ予習をしてみます。
2. シャドーイング【序】
一回音源を聞いたら、
早速シャドーイングです。
ですが、【序】では本当に
音声を追うだけで結構です。
意味を理解する必要も、
知らない単語を調べる必要も
ありません。
このシャドーイングは
口が音源に慣れる
まで行ってください。
5回ほど繰り返していると
舌が慣れてくるはずです。
3. シャドーイング【極】
口がネイティブに
追いついてきたら、
いよいよ【極】めていきます。
これまで無視してきた
文法・語彙・感情・イントネーション
をすべて意識しながら
シャドーイングします。
- どうしてこの文法なのか
- この単語の意味は何か
- 抑揚がどこに現れるのか
疑問に思ったことは調べて、
その音源の内容を
完璧に理解してください。
そして、
この一連のシャドーイングを
やるうえでの守るべきルールが
これもまた3つあります。
1. 途中で止めない
これはとても重要です。
なぜなら、途中で音源を止めてしまうと
リズム感が途切れてしまうからです。
シャドーイングのメリットは
リスニング力だけでなく
スペイン語特有の「リズム感」
を得ることにあると話しました。
しかし、
- 聞き取れなかった
- わからない単語があった
- 発音がうまくいかなかった
などの理由で止めてしまえば
結局ただのリスニングで
終わってしまいます。
ですので
途中で音源を止めることは
絶対的なタブーです。
2. 静かなところでやる
よく電車やバスでの暇な移動時間に
イヤホンを付けてリスニングに
励んでいる人がいますが、
自分の経験上、
絶対に集中できません。
いくらイヤホンをしていても
周りの雑音が気になりますし、
なにより人の目が気になって
発声できないですよね。
だからシャドーイングを行う際は
自分の部屋で誰にも
邪魔されない静かな環境
を作り、そこで励むのがベターです。
3. 興味のある音源を選ぶ
最初にも言いましたが、
勉強は楽しくないと続きません。
ですので自分が好きなテーマや
関心のある事柄を取り上げた
音源で実践することをお勧めします。
私がよく使うのは
「Easy Spanish」
というyoutubeの動画です。
リンクを載せておくので
ぜひ一度見てみてください!
https://www.youtube.com/watch?v=L_-KQ90IiF0&t=22s
たまに10分ほどの
長い動画もありますが、
基本的に使う部分は
そのうちの3分で十分です。
そうじゃないと
長すぎて飽きちゃいますし
内容も覚えてられませんからね。
さて、
今回はシャドーイングが
あなたに与える多大なメリット
を見てきました。
聞くだけでなく
それを口に出して追うことで
スペイン語のリズム感をも
身に付けることができるのです。
リスニングをする上で
本当に大事なことは
耳を慣れさせることではなく、
その言語のリズム感、
“ノリ”をマスターすること
なのです。
てことで、
楽しく口に出して
ノリノリで勉強
しちゃってくださいyo!
それでは
今回はこの辺で.....
¡Hasta el proximo!
㊙︎「ネイティブと友達になる裏ワザ」こっそり教えます。
¡Hola, chicos!
こんにちは、ガウチョ・カズです。
今回はあなたが
日本にいながら
ネイティブと
お友達になれてしまう方法
をお伝えします。
これまで
スペイン語の学習方法を
いろんなアプローチから
見てきましたが、
やっぱり実際に
ネイティブと会話したい.....
と思われているのでは
ないでしょうか。
たしかに、
学校の授業で
先生と話す程度じゃ
なかなか実践と呼ぶには
物足りません。
プライベートでも練習相手に
なってくれるような人が
いるというのは
とても魅力的でしょう。
ですので
今回はいくつかの
ネイティブと
知り合う手段
を教えます。
しかしいずれの方法も
最初はあなたの
勇気が問われるでしょう。
新しい挑戦をするというのは
いつでも勇気と覚悟が伴います。
その上、
顔も性格も知らない人と
いきなり話すのですから
余計に足がすくみますよね。
しかし
この一歩を踏み出すか否かで
ここぞというときに
緊張して舌が回らず、
その上全く通じない
役立たずのスピーキング力
となるか
頭を使わなくても
口が勝手に動き、
冗談を交えながら
スラングや若者言葉を
扱いこなせる
小粋なスピーキング力
となるかが別れます。
なぜなら
話し相手がいれば、
欠点を指摘
してくれる
からです。
語学というのは
一人で勉強していても
自分の間違いや拙さに
気づかないものです。
- 文法は合っているか?
- 正しい発音ができているか?
- 違和感のない単語を使えているか?
そういったことは
聞いてくれる人がいないと
自分では知りようがありません。
でも、
どうやって日本で
ネイティブと知り合うの?
と思いますよね。
それでは
私がオススメする
ネイティブと
知り合う3つの方法
をご紹介したいと思います。
1. HelloTalk を使う
これはアプリの名前です。
自分の母国語と
学びたい言語を設定すると、
その真逆の立場の人を
紹介してくれます。
そして、
アプリ内で自由にメッセージを
送り合うことができる
というものです。
その人が住んでいる地域も
設定で選ぶことができますが、
自分の近所に住んでいる
というのは可能性が低いです。
ですので、
HelloTalkで出会える人は
直接会える人ではなく
SNS上の人と考えましょう。
直接顔を合わせる
わけではないので
始めるハードルは低め
だと思います。
2. 留学経験者に紹介してもらう
留学経験者の
知り合いを活用する方法です。
彼らは現地で多くの
友人を作ってきます。
そのコネを使って
自分の人脈を増やそう
という考えです。
SNSで出会う
全くの赤の他人とは違い、
信憑性が高いというのは
メリットと言えるでしょう。
こちらもHelloTalk同様に
現地に住んでいることが多いため、
SNSでの連絡がメイン
になるでしょう。
3. 留学生と仲良くなる
これは少しハードルが
高いかもしれません。
自分の大学に留学に来ている
スペイン語圏のネイティブ
と仲良くなるという方法です。
外国語学部がある大学なら
交換留学という形で
外国人を受け入れているところが
多いと思います。
一度事務室などで
確認してみてください。
この方法だと、
実際に日本で
身近にいるネイティブ
と友達になれます。
そのため
対面でコミュニケーションを取る
ことができます。
上記のいずれの出会い方も、
日本に興味を持つ人達
がターゲットです。
なぜなら、
出会いをそういう人達に
限るメリットが
たくさんあるからです。
例えば、
といったものが
あげられます。
実際に
私がアルゼンチンにいた時も
最後まで仲良くしてくれたのは
日本が好きな子だけでした。
さて、いかがでしたでしょうか?
語学上達の一歩は
簡単なものではない
かもしれません。
しかし
その一歩の先には
未だ見たことのない
大きな成長が待っています。
ただ人脈を広げるだけのこと。
何も怖いことはありません。
本当に怖いのは
その一歩をためらった後の未来ですよ。
不安なことがあれば
コメント欄にて
相談していただいて結構です!
24時間以内に
必ずお返事を差し上げます。
それでは今日も
足を運んでいただき
ありがとうございました!
Que tengas buen día.
¡Nos vemos!
あなたは“A2”、私は“B2”。
もしかして自分も!? 90%のネイティブが苦笑する「ダサい話し方」とは。
¡Hola, chicos!
こんにちは、ガウチョ・カズです!
前回、二回に渡って
「言い換え」
の極意を説いてきました。
今回はそのついで
ではないですが、
ちょっと
上級の「言い換え」
を学んでいこうと思います。
外国語を習っているとよく、
「英語は(スペイン語は)
繰り返しを嫌う言語だ」
と口酸っぱく言われますよね。
ふーん、そういうもんかぁ
って思いながら
その都度聞いてますけど、
まぁ言いたいことはわかります。
例えば日本語でも
「昨日イオンに行った時、GUに行ってね、
メンズコーナーに行った瞬間にラーメン
に行きたくなってさ」
ってしゃべってる人がいたら
行って行ってうるせぇな!!
って思いますよね?
何となく頭が悪そうな教養がなさそうな、
化粧厚めの女の子を想像してしまいます。
(全女性に謝れ)
でもこの文でわかるように、
同じ言葉を繰り返すというのは
少し幼稚な印象を与えてしまいます。
じゃあどうすれば標準的な
言い方になるのでしょう?
例えばさっきの文を、
「昨日イオンに行った時、GUに入ってね、
メンズコーナーに立ち寄った瞬間に
ラーメンが食べたくなってさ、......」
と、
同じ「行った」という言葉を
別の言葉に言い換えてみました。
どうですか?
これなら違和感なく
受け入れられる気がしませんか?
こんな単純な仕掛けですが、
それだけで
相手に与える印象は
大きく変わります。
それは
スペイン語でも同じことが言えます。
やはりネイティブからすると、
いくらスペイン語に慣れていない
学習者だと分かっていても、
同じ言葉を繰り返していると
子供っぽく聞こえてしまう
わけです。
でもそれはなんだか
腑に落ちませんよね?
結構真剣に話していても、
相手が心の中では
「ぷっ...」と笑っていたら
不快ですし、悔しいですよね。
その問題を解決し、
ちょっとネイティブっぽい
口調に近づく方法が
「言い換え」
であります。
例えば
前回学んだ「言い換え」を実践するなら、
amanecer を aparece el sol
と言ったり、
me costó mucho dinero を pagué mucho
と言ったり
するのが思いつきます。
それに対して今回お教えする
「上級言い換え」
は、単語を「同義語」に代える
というものです。
例えば、たくさんあります。
pienso que, creo que, me parece que, supongo que, imagino que, ...
quiero, quería, me gustaría, quisiera, ...
estar, ubicar, quedarse, ...
volver, regresar, ...
usar, utilizar, ...
hablar, contar, decir, ...
pasar, ocurrir, suceder, ...
私が普段頻繁に使っている
同義語を並べてみました。
例として、
これらの同義語を
組み合わせた文を作ると......
Cuando vuelva a Japón, primero quiero regresar a la casa directamente, que ubica un poco lejos del centro. Y luego, me gustaría hablar con mi familia sobre la estadía de aquí.
Además, pienso que voy a contarle el accidente que me sucedió utilizando las fotos de ese momento.
「日本に戻ったら、まずはまっすぐ家に帰りたいよ。ちょっと市街地から離れたところ
にあるんだけどね、そしたら家族とここでのことについて話したいなぁ。
あとは私が巻き込まれたあの事故についても写真を見せながら話すね。」
よさげに見えません?
(やかましわ)
でもなんとなく
私が言っていることは
理解していただけたでしょうか?
同義語の引き出しを
いくつか持っていると、
それだけで周りと一線を画す
雰囲気を見せつけられます。
そして、
ネイティブからの評価も
高いものになるのは
間違いありません。
実際に私も
アルゼンチンにいるとき、
ネイティブから
「君はボキャが多くて話が上手だね」
と褒められました。
でも難しい単語は
一切使っていません。
聞いたことのある単語を
頭の中で意味ごとに整理
しているだけです。
だからまずは、
辞書で頻出単語の同義語を検索
してみましょう。
そして余裕があれば、
先生や留学経験者が使う
単語を意識して聞き、
その「言い換え」を盗んでみましょう。
これもちょっとした
心がけで変わることです。
さて、
ここ数回の投稿を通して
私が言いたいことは、
真新しいことを始めなくていい
ということです。
今持っているものに磨きをかけ、
自分の表現に
多様性を持たせる
のです。
その方が
ずっと楽しくて
モチベーションも維持できます。
いろいろと見直すことの多い
今日この頃でしたでしょうが、
私のアドバイスで
あなたのスペイン語力が
飛躍的に向上するのを
心から期待しています。
それでは今日も
最後までありがとうございました!
¡Hasta pronto!
今日から私、「日本語」を勉強します②
¡Hola, chicos!
こんにちは、ガウチョ・カズです!
今回は前回に引き続き、
日本語を勉強する有用性
を話ししていきたいと思います。
↓前回記事↓
https://s2016070.hatenablog.com/entry/2019/07/12/225704
簡単に前回を振り返ると、
言語の身につけ方には
2種類あるとお伝えしました。
そして
乳児期を終え日本語を
獲得してしまった私たちは
「習得」という方法でしか
別の言語をマスターできません。
それを知らないと、
どれだけ努力して勉強しても
スペイン語を使えるようにならない
という
最悪の結末が想定されます。
では、
「習得」
を目指すことはわかったが
何をすればいいのか?
この答えこそが
日本語を勉強せよ
なのです。
ふぅ〜
やっとここまで
たどり着きましたね。
(しゃべりすぎだ)
そうなんです。
日本語をもっとよく知ることで
スペイン語レベルを
底上げすることができます。
いや、正確に言うと
スペイン語に限りません。
全ての言語のレベルが
上昇します。
それはなぜか?
前回も話しましたが、
赤ちゃんは「普遍文法」を
持っていました。
そしてそれが
言語獲得の
基盤になっていましたね。
では私たちの場合はどうか?
普遍文法と引き換えに
「母語の文法」
を手に入れましたよね?
それこそが
今後学ぶ言語の基盤
になるものなのです。
つまりその
基盤言語(日本語)
のレベルが高ければ高いほど、
言語の習得も早く
高い水準まで到達しやすい
ということです。
語学の上達は対数的に伸びます。
ですので最初の短い時間で
どれくらい成長するかは
自分の日本語力にかかっています。
おわかりいただけたでしょうか?
日本語をしっかり勉強した方が
スペイン語の伸び率も質も
ぐんと高まる
ということです。
ですので決して
日本語を学ぶ時間は
無駄ではありません。
スペイン語だけに
注力する方が
よっぽど時間と労力の
無駄です。
ここまで話せば、
あなたの疑問も
残すはあと一つなのでは
ないでしょうか。
具体的に何をしたらいいの?
ですよね。
答えはただ一つだけ、
「言い換え」
です。
「いや何の勉強だよ!!」
とおっしゃりたい
気持ちはわかります。
しかしこれは
なかなか侮ってはいけませんよ。
「言い換え」とは
どういうことか。
まぁ簡単に言ってしまえば
辞書の真似事です。
あなたは新聞とかテレビで
難しい単語を見聞きした時、
辞書で意味を調べますよね?
それはどうしてですか?
それは、
辞書がその言葉を
わかりやすく
「言い換え」
てくれるからです。
あなたは
「つまようじ」
をスペイン語で言えますか?
おそらく言えないと思います。
(ちなみに私も知りません。)
じゃあネイティブの前で
「つまようじ」
と言いたいときには
どうしますか?
それがどんなものなのか
いろんな言葉を組み合わせて
「言い換え」て説明するはずです。
それが例えば
un palito de madera
だったとしましょう。
それで伝わるでしょうか?
「木でできた棒だ」
というのはわかりますが、
その大きさや用途が何なのかが
全く伝わりません。
しかしそれを
un palito que sirve para sacar la basura entre los dientes
などと説明してやれば、
「あー!つまようじのことね!」
と、おのずと相手も
理解してくれるはずです。
(スペイン語圏につまようじがあるか知りませんが)
このように、
日本語で常に
言葉を細分化し
「言い換える」
癖をつけるのです。
すると,
簡単な言葉でわかりやすく伝える
という技術が
身についていきます。
それと同時に
自然とボキャブラリーも増えていく
のです。
「どんな状況でも自分の言葉で
理解させ切り抜けていける力」
それこそがレベルの高い言語力です。
あなたは、
言いたい単語のスペイン語が
わからないとき、
いちいち辞書を引いていませんか?
しかしそんな難しい単語は
そもそも使わないのです。
ネイティブの日常会話で
使われる表現は、
ほとんどあなたが
既に知っている
基本単語の組み合わせ
です。
その上、
あなたがそうやって引いた単語は
どうせ10秒後には忘れてしまいます。
そんな無意味なことを
いつまで続けるつもりですか?
新しいボキャブラリー
を増やす前に、
今ある言葉で言い換える力を
日本語でつけましょう。
別にノートを取る必要も
辞書を読み漁る必要も
ありません。
ただ、
言い換えを意識して
生活するだけ
でいいのです。
普段の会話を
簡単な言葉で話したり
人の言葉を観察して
使っている単語を真似てみたり
そういう小さな心得で
自分の日本語はどんどん
洗練されていきます。
すると自分のスペイン語も
上達していくのがはっきりと
感じられると思います。
意識の問題です。
今すぐに始められます。
そしてすぐに変われます。
長いことお付き合いいただいて
ありがとうございます。
今回学んだことが
あなたの役に立てたら
幸いです。
そしたらぜひコメントをください。
24時間以内に
必ずお返事を差し上げます。
それではまた次回
お会いしましょう!
¡Hasta luego!