「留学なんて時代遅れ?」挨拶しか話せないスペイン語学習者限定: 留学に行けない貧乏大学生が“「口語」の文法” で留学経験者よりペラペラに話せるようになってしまった話。

その「留学」ちょっと待ってください。外国語の習得を目指す誰もが夢見る留学ですが、果たしてそれはあなたにとって“正しい選択”なのでしょうか?スペイン語学習歴4年の留学経験者による「話すスペイン語」の学び方講座

もしかして自分も!? 90%のネイティブが苦笑する「ダサい話し方」とは。

 

 

¡Hola, chicos!

 

 

こんにちは、ガウチョ・カズです!

 

 

 

前回、二回に渡って

「言い換え」

の極意を説いてきました。

 

 

今回はそのついで

ではないですが、

 

ちょっと

上級の「言い換え」

を学んでいこうと思います。

 

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外国語を習っているとよく、

 

「英語は(スペイン語は)

    繰り返しを嫌う言語だ」

 

と口酸っぱく言われますよね。

 

 

ふーん、そういうもんかぁ

って思いながら

その都度聞いてますけど、

 

 

まぁ言いたいことはわかります。

 

 

 

例えば日本語でも

 

「昨日イオンに行った時、GUに行ってね、

 メンズコーナーに行った瞬間にラーメン

 に行きたくなってさ」

 

 

ってしゃべってる人がいたら

 

 

 

行って行ってうるせぇな!!

 

って思いますよね?

 

 

何となく頭が悪そうな教養がなさそうな、

化粧厚めの女の子を想像してしまいます。

(全女性に謝れ)

 

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でもこの文でわかるように、

 

同じ言葉を繰り返すというのは

少し幼稚な印象を与えてしまいます。

 

 

じゃあどうすれば標準的

言い方になるのでしょう?

 

 

 

例えばさっきの文を、

 

「昨日イオンに行った時、GUに入ってね、

 メンズコーナーに立ち寄った瞬間に

 ラーメンが食べたくなってさ、......」

 

 

と、

 

同じ「行った」という言葉を

別の言葉に言い換えてみました。

 

 

 

どうですか?

 

これなら違和感なく

受け入れられる気がしませんか?

 

 

こんな単純な仕掛けですが、

それだけで

相手に与える印象は

大きく変わります。

 

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それは

スペイン語でも同じことが言えます。

 

 

やはりネイティブからすると、

 

いくらスペイン語に慣れていない

学習者だと分かっていても、

 

同じ言葉を繰り返していると

子供っぽく聞こえてしまう

わけです。

 

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でもそれはなんだか

腑に落ちませんよね?

 

 

結構真剣に話していても、

相手が心の中では

「ぷっ...」と笑っていたら

不快ですし、悔しいですよね。

 

 

 

その問題を解決し、

ちょっとネイティブっぽい

口調に近づく方法が

 

「言い換え」

 

であります。

 

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例えば

前回学んだ「言い換え」を実践するなら、

 

amanecer aparece el sol

と言ったり、

me costó mucho dinero  pagué mucho

と言ったり

 

するのが思いつきます。

 

 

 

それに対して今回お教えする

「上級言い換え」

 

は、単語を「同義語」に代える

というものです。

 

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例えば、たくさんあります。

 

 

pienso que,  creo que,  me parece que,  supongo que,  imagino que, ...

 

quiero,  quería,  me gustaría,  quisiera, ...

 

estar,  ubicar,  quedarse, ...

 

volver,  regresar, ...

 

usar,  utilizar, ...

 

hablar,  contar,  decir, ...

 

pasar,  ocurrir,  suceder, ...

 

 

 

私が普段頻繁に使っている

同義語を並べてみました。

 

 

例として、

これらの同義語を

組み合わせた文を作ると......

 

Cuando vuelva a Japón, primero quiero regresar a la casa directamente, que ubica un poco lejos del centro. Y luego, me gustaría hablar con mi familia sobre la estadía de aquí.

Además, pienso que voy a contarle el accidente que me sucedió utilizando las fotos de ese momento.

 

「日本に戻ったら、まずはまっすぐ家に帰りたいよ。ちょっと市街地から離れたところ

 にあるんだけどね、そしたら家族とここでのことについて話したいなぁ。

 あとは私が巻き込まれたあの事故についても写真を見せながら話すね。」

 

 

 

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よさげに見えません?

(やかましわ)

 

 

 

でもなんとなく

私が言っていることは

理解していただけたでしょうか?

 

 

 

同義語の引き出し

いくつか持っていると、

それだけで周りと一線を画す

雰囲気を見せつけられます。

 

 

 そして、

 

ネイティブからの評価も

高いものになるのは

間違いありません。

 

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実際に私も

アルゼンチンにいるとき、

 

 

ネイティブから

「君はボキャが多くて話が上手だね」

と褒められました。

 

 

でも難しい単語は

一切使っていません。

 

 

聞いたことのある単語を

頭の中で意味ごとに整理

しているだけです。

 

 

だからまずは、

辞書で頻出単語の同義語を検索

してみましょう。

 

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そして余裕があれば、

先生や留学経験者が使う

単語を意識して聞き、

その「言い換え」を盗んでみましょう。

 

 

これもちょっとした

心がけで変わることです。

 

 

 

 

さて、

ここ数回の投稿を通して

私が言いたいことは、

 

 

真新しいことを始めなくていい

ということです。

 

 

今持っているものに磨きをかけ、

自分の表現に

多様性を持たせる

のです。

 

 

その方が

ずっと楽しくて

モチベーションも維持できます。

 

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いろいろと見直すことの多い

今日この頃でしたでしょうが、

 

 

私のアドバイス

あなたのスペイン語力が

飛躍的に向上するのを

心から期待しています。

 

 

 

それでは今日も

最後までありがとうございました!

 

 

 

Gracias.

¡Hasta pronto!