「まるで修行僧?」読経とスペイン語の意外な関係
¡Hola, chicos!
こんにちは、ガウチョ・カズです!
今回は、
知ったら目からウロコの
革新的な勉強法
をお教えしたいと思います。
突然ですが
お坊さんって
どんな脳みそを
持ってるんでしょうね。
だって考えてみてください。
15-40分もあるあのお経を暗記
してるんですよ。
しかも片手でリズム取りながら
目をつむって読み続けるなんて
常人のなせる業ではありません。
しかし彼らは
あの量の文字を難なく、
いや、ほぼ無意識的に
全て唱えてみせます。
そんなお坊さんから学ぶ
驚異のスペイン語勉強法こそが、
「暗唱」です。
そう、これだけ。
ある一定量の文章を
暗記して宙で唱えるだけで
数えきれないほどのメリット
をあなたは受けることができます。
- 通学電車の退屈な時間
- バイト中のボーっとする時間
- 恋人の愚痴を聞く時間
など
心ここにあらずの時間に
「暗唱」
を取り入れるのです。
どうしてか?
じゃああなたは
「1日のうち何時間
ぼーっとしている」
と思いますか?
いやいや、
そんなに少なくないですよ。
なんと
12時間以上
です。
これはしっかりとした
研究結果に基づいた
データです。
これだけでも
衝撃の事実ですが、
実はその瞑想している時間、
脳は最も酷使
されているんです。
確かにそうだと
思いませんか?
少なくとも私は
ぼーっとした後に
やる気が出た
試しがありません。
いつもいつもただ
気だるさが残るだけ
です。
さて、
一日の半分もの間、
脳を休ませているはずが
疲れ果てていく様を
ただこのまま
見過ごしますか?
それとも
その時間を有効活用し、
スペイン語が永久に
衰えない超人の脳を
手に入れますか?
この事実を知っても
まだ瞑想したい
と言うのであれば
無理には止めません。
この先の修行の道には
進まないでください。
ここからは
「暗唱」の
極意をお教えします。
その伝授にあたって
まずあなたに
知っておいてほしいことが、
ハイクオリティの
リスニングを要する
ということです。
暗記ってただ文章を
読んで覚えることだと
思っていませんでしたか?
たしかに
それは間違いでは
ありません。
ただし、
それは「暗記」するだけ
の場合に限られます。
私が主張する
「暗唱」では
覚えた文章を
声に出します。
そのため、
暗記する原稿のスピーチを
聴いて覚えなければ
なりません。
それも、完璧に。
声の強弱、ピッチの高低差、
発音、イントネーション、
アクセント
など
耳で感じる全ての情報を
全く完璧に真似るのです。
完全にそのスピーカーに
なりきります。
だからこれは
ただのリスニングとは
わけが違います。
通常、リスニングとは
インプットの学習ですが、
「暗唱」では
アウトプットを前提にした
リスニング
を行うことになります。
そのため、
繰り返し繰り返し
細部まで意識して音声を聞き、
入念な分析を伴います。
その結果
リスニング力が
爆発的に向上します。
これが1つ目のメリットです。
そしてそれを真似て
口を動かすことで、
口周りや舌の筋肉が
鍛えられ、
きれいな発音と
話し続けられる体力が
身に付きます。
これが2つ目のメリットです。
これらの主要な
メリットの他にも、
新しい語彙や文法を
学べるという
副次的なメリットもあります。
ん?
これってなんだか、
前回ご紹介した
「シャドーイング」
と変わらないように思えますね。
でも「暗唱」の最大の利点は
いつでもどこでもできる
ということです。
スマホもイヤホンもいりません。
一度頭に叩き込んでしまえば
あとは何回でも何万回でも
練習ができます。
しかも
必ずしも口に出す
必要もありません。
頭の中で復唱するだけで、
スペイン語の全てが
復習できてしまいます。
そう、
こうなったら
あなたは無敵です。
もうスペイン語を
忘れることはできません。
私も
ホセ・ムヒカ元大統領の
スピーチを暗記し、
いまだに暇あれば暗唱しています。
その結果
スペイン語が衰えるどころか
今でも発音が向上し続け、
新しい発見も日々あります。
暗唱は非常に
価値のあるものです。
今すぐにでも
他の勉強を
そっちのけにしてでも
始めるべきです。
そして暗唱するのは
賢人や偉人の
有名なスピーチ
にしましょう。
理由は、
使われている単語や文法
イントネーションや
アクセントが
非常に美しく教養があり、
真似するに値するからです。
さて、
今回はとりわけ長く
お話しましたが、
今日得た知識が
あなたのためになることを
心から願っています。
質問はいつでも
受け付けていますので
なんでもご相談ください。
24時間以内に
必ずお返事します。
それでは今日も
最後までご覧いただき
ありがとうございました!
Muchas gracias.
¡Nos vemos pronto!