「留学なんて時代遅れ?」挨拶しか話せないスペイン語学習者限定: 留学に行けない貧乏大学生が“「口語」の文法” で留学経験者よりペラペラに話せるようになってしまった話。

その「留学」ちょっと待ってください。外国語の習得を目指す誰もが夢見る留学ですが、果たしてそれはあなたにとって“正しい選択”なのでしょうか?スペイン語学習歴4年の留学経験者による「話すスペイン語」の学び方講座

点過去と線過去の「口語文法」

 

 

 

¡Hola, chicos!

 

 

こんにちは。ガウチョ・カズです。

 

 


3回に渡った

イントロダクションも終わり、

 


いよいよ今回から

使える「口語」の文法

お教えしていきたいと

思います!!

 

 

そしてその記念すべき

初回の文法は.................

 

 

点過去と線過去の使い分け

です。

 

f:id:s2016070:20190630194307j:plain

 

 

日本人スペイン語学習者が

最も習得に困難する

と言われている

過去時制の使い分け。

 


今日はその正しい用法を

一緒にマスターしようと

思います!

 

 

 

それでは~~~~~~

 

 

¡Vamos a ver!

 


 

------------------------------------------------------------

 

 

 

さて早速ですが

 

 

まずは

点過去

(Pretériot perfecto simpre)

から見ていきましょう。

 

f:id:s2016070:20190630225021j:plain

写真は全く関係ないです

 

 

点過去とは、

 

過去に起こった完了した

出来事を表す場合に

使われる過去時制です。

 

 


というか、

そう教えられます。

 

 


前回までのブログで

お伝えしましたが、

 


私は、

会話に特化したスペイン語

あなたに

教えたいのです。

 

なぜならその責任が

私にはあるからです。

 


そして、


あなたもその習得を目指して

今もこうして私のブログを

読んでくださっている

のだと思います。


(いつもありがとうございます)

 

 

ですので、

 

私は学校で教わることと

同じことは教えません。

 

そんなことはもう

知ってて当たり前

という前提に

お話をします。

 

f:id:s2016070:20190627153949j:plain

とはいえ、優しく教えるから大丈夫さ

 


 

さて、

話がずれてしまいましたが

 

 

点過去とは、

「あっさりした過去」

のことです。

 

 

 

どゆこと?

 

って思われたかもしれませんが、

 

 

例えば日本語では、

 

「食べた」

「買った」

「知った」

「気に入った」


など、

 


文字通り 

過去の場面の一点一点を

突くように表現する時制

なのです。

 

 

 

  

それでは次に

線過去

(Pretérito imperfecto)

を見てみましょう。

 

f:id:s2016070:20190630231501j:plain

写真は全く関係ないです

 


線過去は、

点過去の「あっさり感」に対して

「ねちっこい過去」

です。

 

 

 

どゆこと?

 

とまた思われたかもしれませんが、

 

  

例えば、

  

「雨が降っていた」

「出る寸前だった」

「我慢していた」

「気分が悪かった」

 

など、


 

過去の場面に

べっとり張り付くような語末

になります。

 

「~だった」、「~ていた」

のような語末ですね。

 


学校で教えられる

「過去の習慣・状況」

という線過去の用法も、

 

過去の一点ではなく、

時間軸にねっとりと

張り付いているような

印象ですよね。

 

 

 

まぁこんな説明をしても

結局は使えなければ

意味がありません。

  


ですのでここで、

よく使う過去の表現を

いくつかご紹介します。

 

f:id:s2016070:20190630120627j:plain

 

 

1. Me gustó ~

 

この表現は頻出です。


特に、

¿Te gustó? 

と相手に尋ねる

ときに使います。

    

この場合、

日本語にすると

「気に入った?」

程度のニュアンスになります。

 

ここでgustarを

線過去にしてしまうと、


「昔は好きだった」

という

ねちっこい解釈(習慣)に

変わってしまいます。


 

ですので、

"そのときどう思ったのか"

という感想にフォーカスを当てる

場合はこの表現を使います。

 


 

2. Estuve en ~

 

これはけっこう多くの人が

線過去にしやすい表現です。

 

「~ にいた」

という意味ですが、


これは

あっさり感とねっとり感の

両方が感じ取れます

 


例えば私が

「アルゼンチンにいました」

と言うときは必ず、

       Estuve en Argentina. 

と言います。

 


アルゼンチンにいたのは

もう終わったことですからね。


その過去の一点を突いている

ことになるのです。

 


しかし、例えば


地震が起きた時、私はアルゼンチンにいた」

なら

     Estaba en Argentina cuando ocurrió el terremoto. 

になります。


 

その時点の状況を示していて、

地震が起きた」

という「点」に対して

べっとりくっついていますからね。

 


 

3. había / hubo

 

どちらもhaberの過去形ですが、


どんな時に使い分けるのかって

意外と知らないものなんです。

 

ですが、

その使い分けは

いたってシンプルです。

 


había(線)は「存在」を表すとき、

hubo(点)は「出来事」を表すとき

に使います。

 


例えば、

 

  Había una tienda por aquí entonces.

 

  Hubo un terremoto (una fiesta) ayer.

 

 のような違いがあります。

 

 


4. Qué iba a decir yo.....?

 

これはめちゃくちゃ便利な表現です。

 

「なんて言おうとしてたんだっけ~!」

って言葉を詰まらせたときに

使える慣用表現です。


 私はこれを愛用しています。

 


 

5. Cómo se llamaba.....?

 

これも同じく

とても使える表現です。

 

日本語で

「なんて名前だったっけ?」

と相手に聞くときや、


「なんて言ったかなぁ」

とつぶやくように言うときの

あれです。


 

ド忘れが多い私としては

こういう場をつなぐ

言葉は必須です。

 

 


6. ¿Cómo te fue ?

 

これもよく使われますね。

 

「昨日パーティーに行ったんだよね~」

などと友達と話しているとき、

    Y, cómo te fue la fiesta??

などと聞かれます。



直訳すると、

「そのパーティーは君にどう進んだ?」


となりますが、


ここでの訳は、

「パーティーどうだった?」

程度のものです。

 


そして答えるときも 

        Fue muy divertida! 

と点過去で答えます。



ただし、

Cómo te fue〜 の方は 

ir の点過去で、


Fue divertida の方は

ser の点過去に

なっています。



どちらも 

そのパーティー状況ではなく

それをどう感じたのかという

感想が聞きたいのです。



だから

線過去の出番では

ないんですね。

 

 

 


それでは最後になりますが、

 

こういった

過去時制と一緒に使える

便利な言葉を教えます。

 

f:id:s2016070:20190701000300j:plain

 

  

recien   

hace un rato(ratito)  「ついさっき」

 

これはかゆいとこに

手が届く言葉ですね。


「さっき」ってなかなか

スペイン語では

思いつきにくいですが、

この言葉で一発です。


Recien me levanté.

「さっき起きたばっか」


は口癖のように

使いますよ。



 

 

últimamente

estos últimos días   「ここ数日、最近」

 

これも使いたい時が

よくありますよね。


ただ、

「◯◯を最近始めたんだ~」

って言いたいときは、


Empecé a leer el diario hace unos días.


と他の表現を使うと

ネイティブっぽいですね。

 

 


  

そういえば、

 

スペインでは

現在完了は点過去とは

全く区別して使われますが、

  

ラテンアメリカでは

点過去で現在完了の意味も

表せてしまうことが多いです。


 

例えば 

アルゼンチンでは完全に

完了形を使いません。

 

He desayunado ya. 

なども 


Ya desayuné. 

で片付けてしまいます。


 

ですので、

 

私はいまだに

完了形を使い慣れていません........

(それでもいいのです。

それがスペイン語のいいところ。)

  

f:id:s2016070:20190701000932j:plain

 

 

 

 

------------------------------------------------------------

 

 

 

今回は

点過去と線過去の

表現の違いを

ご紹介してきました。



 いかがでしたでしょうか?

 

 

 なかなか

使い分けるタイミングが

分かりづらい二つですが、


誤用をしてしまった

としても

実際ネイティブには

通じます。

 


過去の話をしていること

には変わりないから

です。

 

 

厳密に区別して使えること

できるのであれば

それに越したことはないですが、

 

自信がないとしても

不安に思う必要はありません。 

f:id:s2016070:20190623093812j:plain

 

 

 

私もいまだに

使いこなせてはいません。

 


授業中先生に

指摘されることばかりですが、

その中で学んでいけば

いいのです。

 

 

だから恐れずに

どんどん使っていきましょう!


 そのほうがよっぽど

重要なことです!

 

 


今日教えたことが

あなたの中で生きれば幸いです。

 

 

 

質問や不明点があれば

いつでもご連絡ください!


24時間以内に

必ずお返事を差し上げます。

 

 

 

それでは

また次回お目にかかりましょう。

  

 

 

Gracias todos.

¡Hasta el proximo!

 

 

 

 

「留学」は絶対するな!!③

 

 

¡Hola, chicos!

 

 

こんにちは。ガウチョ・カズです。

 

 

 

今回ははじめに、

ガウチとは何かを

ご紹介したいと思います。

(急に?)

 

f:id:s2016070:20190627173722j:plain

 

 

私のペンネームにも

なっている「ガウチョ」。

 

今更すぎて

もうググってしまった

かもしれませんが、

 

ガウチョとは、

いわゆるカウボーイのことです。

 

 

畜産業に従事する

牧童を指す言葉ですね。 

 

 

我々がイメージする、

馬に乗って縄を

ビュンビュン回す人たちです。

 

 

でもウッディのような

カウボーイは

北米やオーストラリアの牧童。

 

ガウチョは

アルゼンチンの牧童です。

 


だから、

厳密にはガウチョ=カウボーイではありません

 

f:id:s2016070:20190630114323j:plain

おいっ、ガウチョと一緒にすんなよっ

 

 

私は昔ある番組で、


俳優の伊藤英明

ガウチョの集団の中で馬に乗って

草原を颯爽と駆け抜ける姿に

一目惚れしました。

 

そして同じ経験をするために

アルゼンチンに行くことを

決意しました。

 

 

しかし、

残念なことに

実際にガウチョには

会えませんでした。

  


というのも、

そもそも「ガウチョ」の存在

伝説になりつつあるからです。

 

 

現地の知人によると、

ガウチョは日本のサムライ

のようなものだそうです。

 


かつてのその国の英雄

とも言えるシンボルで、

 

その生き様は

現在の国民の価値観に

深く根付いています。

 

 

 

余談ですが、

日本でも「ガウチョ」

という言葉は

知られてますよね?

 


主に女性が履く

ガウチョパンツ

というものです。

 


日本では裾が大きく開いていますが、

本物のガウチョパンツは反対に

足首でキュッと締まっています。

 

f:id:s2016070:20190627173707j:plain

本物のガウチョパンツ



------------------------------------------------------------ 

 

 

さて、

雑談はここまでにしましょう。

(雑談に余談まで付けやがった)

 

 


これまで2回にわたり

留学の不要さ

を話してきました。

 

 

今回はこれまで

お伝えしたことを

もう一度振り返り、

 

留学に行かずして

留学経験者並みに

スペイン語力を上げる方法

 

もお話しいたします。

 

  

ですので、

 

前回までのブログをまだ

読まれていないのであれば、

 

まずはそちらから

目をお通しください。

 

 

 

↓一つ目の記事はこちらから↓

 https://s2016070.hatenablog.com/entry/2019/06/23/134433

 

 

 

 

それでは..........

 

¡Vamos a ver!

 

 

 


  

ばもさべーる

 

------------------------------------------------------------

 

 

 

さて

耳タコなくらい

言いますが、

 

 

私はあなたに、

「留学に行ってほしくありません」

 

f:id:s2016070:20190623121908j:plain

 

 

  

その理由は 

 

お金時間がもったいない

 

というものでした。

 


 

その動機は2つありました。

 

  

1つ目はコスパの悪さです。

 

多額の費用と多大な時間

を要するにもかかわらず、

得るものが少なく

反対に多くの不利益を被るのです。

 

 

2つ目は使い道の不適切さです。

 

語学学習とは、

誰かに憧れて

なんとなく始めた、


夢を叶えるための

ノルマの一つにしか過ぎません。

 


もし習得した語学が

夢と直結しないなら、

 

なおさらその投資は

不適切です。

 


その時間とお金は

別のことに費やすこと

を提案します。

 

f:id:s2016070:20190630120627j:plain

 

 

 

ですので、 

 

「部活があって....」

「お金がなくて....」

「海外で暮らすのが不安で....」

「親に反対されて....」

 

 

あらゆる理由で

留学を断念する人が

いますが、

 

自分の境遇を

嘆く必要はありません。

 
 

むしろ

そんなことで

劣等感を覚えるのも

精神の浪費です。

 

 

「外国語学部だから留学に行かなければいけない。」

 

 

そんな固定観念の時代は

もう終わったのです

 

 

これから

国際化が進むにつれて、

 

日本においても

「二言語以上扱える」

というのは

常識になってきます。

  


 

そうなったとき、

 

「一人一回は留学を経験している」

 

というのも

常識になっていると

思いますか?

  

 

 

違いますよね。

 

 

日本にいながら

外国語を習得するのです。

 

f:id:s2016070:20190630121145j:plain

ひえぇええええぇぇぇぇぇぇぇい!!!!!

 

 

 

え??

 

「それならもうすでにやっている」

 

って言いたげな顔ですね。

 

 

たしかにその通りです。

 


 

例えば英語なんて、

 

義務教育が始まって

から大学まで

12年以上学んでいます。 

 


それでも扱えるように

ならないんですよね、

私達は。

  

 

なんでですか?

 


やる気の問題ですか?

日本にいるからですか?

使う機会がないからですか?

 

 

そうじゃないんです。

 

 

教えられてることが

役に立たないのです。

 

f:id:s2016070:20190630122333j:plain

えぇっ.........!!?

 


 

英語の例だと

わかりやすいですね。


 

いわゆる

受験英語

ってやつです。

 

 

私達が長ーい学校生活で

教わるのは全て、

社会で使える英語ではなく、

 

中学から高校へ、

高校から大学へと

 

次の教育機関に上がるための英語です。

  


つまり、


 

日本人の日本人による日本人のための英語なのです。 

 

f:id:s2016070:20190630125635j:plain

「日本国諸君。英語は、我々の言語だよ。」

 

 そう、

 

英語は「外国語」なのに

日本人の主観で要不要を決め

 

実践で使われることと

全く関係のないことを

頭に叩き込まれる

わけです。

 

 

アホらしいと思いませんか?

 

 

大学で専攻するスペイン語

同じようなものです。

 

 

多くのところでは

 

「読・書・話・聞」

の四技能が満遍なく

学べるようにカリキュラム

が組まれてはいます。

 

が、

 


教授方も結局は

その要項に沿って

最低限のことしか教えてくれません。

(まぁ彼らのお仕事は自分の研究ですからね)

 

 

その上、教わるのは

スペインのスペイン語

であって

 

中南米諸国の

特異な文法や単語には

ほとんど触れられません。

 

 


そうした偏った知識を

仕入れ続けた結果、


 学習歴が長いだけの

ぽんこつガウチ

 

どんどん生まれてしまうんです。

  

f:id:s2016070:20190623100533j:plain

だからこいつは"カウボーイ"だ


 


実に悲しい現実です。

 

 


じゃあどうするべきなのか?

  


教育機関

殴り込みに行きますか?

(いやいや)

 

 

 

私は、


留学を経験した人が

もっと情報を

発信するべきだと思うのです。

   

スペイン語を話す上で

本当に必要な

知識とはなんぞや



を積極的に

広めていくべきなのです。

 

 


なぜなら、

 

その知識を持っているのは

実際に実践をこなした人だけだから

です。

  

 

それなのに

留学経験者は

多くを語りません。

 

 

・自身の留学を自慢するわけでもなく

・授業中の発言が増えるわけでもなく

・ネイティブに積極的に関わるわけでもなく

 

 

どうして実力を

ひけらかさないのか?

 

どうして留学のデメリットを

なかったことにするのか? 

 

どうしてみんな

自己満足で終わってしまうのか?

 


 

どうしてか、わかりますか?

 

f:id:s2016070:20190630123230j:plain 

 

 


 

「留学に行っといてこの程度か」

 


って思われるのを

恐れているんですよ。

 

 


 

これは本当です。

 


留学組の語学力なんて

大したことありません。 

 

まじで馬糞並みですよ。

(ガウチョだけに)

 

 

でもそれは、

本人が一番よく

わかっています。

 


だから、

聞かれない限り留学の話はしないんです。 

 

だから、

あんなにも消極的な態度を見せるのです。

 

f:id:s2016070:20190630123530j:plain

言わないで.........

 

  


でもそんなんじゃ

 

自分のためにも 

同じスペイン語を学ぶ

同志のためにも

なりません。

 

 

だから私は

立ち上がりました。

 


留学の真実を伝え、

スペイン語学習の真髄を発信するために。

 

 

 

お伝えしましょう。

 

 

私が提案する “学び方改革” 

 

 

留学をせずに

日本で語学力を上げる方法 

 

 


 

それは............................!!!

 

 


 

 

「口語の文法」です。

 

f:id:s2016070:20190630121145j:plain

ひえぇええええぇぇぇぇぇぇぇい!!!!!

  

 

................ポカーン

 

Qué dijiste ??ですよね

(なんつった??)

 

 

でも私は大マジです。

 


どの言語にも

運用のルールが存在します。

それが「文法」です。

 

 

ただ、

 

学校で教わる文法

実際に使われる文法とでは

 

大きな違いがあります。

 

 

それを知らないから

相手の言葉を理解できないのです。


だから会話のイレギュラーに

弱いのです。 

 

それだから話すのが怖いのです。

 

 

 

その結果、

 

あなたは簡単な挨拶と、

適当なタイミングで "sí " と

頷くことしかできないのです。

 

f:id:s2016070:20190623114830j:plain

言わないでぇぇぇ




・リスニングが理解できない

・どう答えたらいいかわからない

・言いたいことが伝えられない

 


そんなの出来なくて当然です

 


だって、

「文法」

に問題がありますんで。

 


 

そのそもそもの

文法を正して、

日本にいながら

会話ができるようになってしまおう

 


それが私の主張です。

 

 

 


------------------------------------------------------------

 


 

 

ごめんなさい。

  

またもや

相場を大きく超えて

話してしまいました。

(雑談するからだ)

 

f:id:s2016070:20190627154802j:plain

あちゃ~

 



今回のところは

ここまでとさせて

いただきます。

 

 


そして次回からはいよいよ

 

文法の内容

に入っていけたらと思います!

 

 


これまで3回のブログを

最後まで読んでいただき

本当にありがとうございました。

 

 

なお、ご不明な点・

もっと知りたいと思った点は

コメント欄にて

いつでもご質問ください。

 

24時間以内に

必ずお返事を差し上げます。

 

 

 

それではまた、

次回お目にかかれるのを

楽しみにしております!!

 

 

 

Gracias amigo.

¡Hasta luego!

 

 

 

 

「留学」は絶対するな!!②

 

 

¡Hola, chicos!

 

 

こんにちは。ガウチョ・カズです!

 

 

今回は記念すべき

二回目のブログに

なりますねぇ。

(うれぴよ)

 

 


ですが前回、

少し言葉足らずで


「留学に行かない理由」


を理解しきれなかったの

ではないかと思います。

 


それと、

スペイン語学習者

のあなた向けではなく


国語学習者全般

に向けての内容に

なってしまっていました。

 



ですので、



今回は私と同じ、

スペイン語が大好きな

ガウチョ達に向けて


もう少し具体的に

留学の不要さ

を説いていきたいと

思います。

 

 



では................

 

¡Vamos a ver!

 

 



 ---------------------------------------------------------------------------------------------------------

 


  


じゃあ早速、


今回も質問から

入っていくとしましょう。

 

 


ずばり...............

  


あなたはスペイン語がペラペラになって

どうしたいのですか?

 

f:id:s2016070:20190627151719j:plain

  

 


そもそも、

どうしてスペイン語

学び始めたのか?



スペイン語

話せるようになったら

それをどういう風に

生かしていきたいのか?



ご自身の口から

すぐにお話しできますか??

 

 


そうですねぇ

きっかけとなると、

 


「サッカーが好きでリポーターの話すことを理解したいから」

「中国語、英語に次ぐ話者数を誇る言語で、今後の需要がありそうだから」

「親族や知人にスペイン語圏出身の人がいて、その文化と言語に興味があったから」 

「もともと英語が好きで、新しい言語を勉強しようと思い何となくスペイン語を履修」

etc.......

 


 

まぁ、

こんなとこなんじゃ

ないかと思います。

(決めつけが甚だしいな)

 


 

では、

いざ学び始めた現在は

何をモチベーションに

スペイン語を続けているのでしょうか。

 


「将来仕事で生かしたい、自分の強みにしたい」

スペイン語圏の国に住みたい、旅行したい」

スペイン語圏出身の友達を作りたい」

スペイン語圏の文化を発信する存在になりたい」     

etc........

 

 


とか、

他にも理由は

人それぞれありそうですね。

 


 

私の場合、

スペイン語の需要」

に目を付けたところが

スタートでした。

 


もともとは

高校時代に英語が好きで、


将来は世界で

活躍する男になりたいなぁ

と漠然に思っていました。

 

そして大学でスペイン語専攻の

学科に入学しました。



しかし、いざ

スペイン語を学び始めると


まぁ難しいんですよね。

文法やらなんやらが。

 

それでも私にとっては

英語以上に学びがいの

ある言語だと思いました。



だから今では

その魅力を

伝えていければと思って


こうやって

ガウチョ・カズ

やってるわけですよ。

 

 


ぜひぜひ、

あなたのスペイン語学習の

きっかけとモチベーションも


コメント欄にて

お聞かせいただけると

嬉しいです。

カズくん感激)

 

f:id:s2016070:20190627153949j:plain

 

 

 


ではここから本題に

入っていきましょう。

 



どうしてそのような質問を

したかというと、


あなたのスペイン語習得の目的を

あなた自身に知ってほしかったからです

 

 

ペラペラになりたい

明確な理由がありましたか?


あなたの夢を叶えるために

海外経験は必要でしたか?

 

 


おそらく

 

 


おそらく


 


ぼんやりと

ペラペラだったらなぁ

って思っているだけなのでは?

 

f:id:s2016070:20190627154802j:plain




 

そりゃそうでしょう。

 


だって、

バイリンガル

トリリンガルって

かっこいいですよね。

 



道に迷った外国人を助けてあげれて


映画や音楽が自分の翻訳で楽しめて


海外旅行だって何十倍も充実していて


そんな姿を周りから羨望の眼差しで見られる

 


 

「あんな風になりたいなぁ」

 

 

これですよ。

 

人間が何かを

始めようと思ったとき、


その引き金となるのは

いつもこの気持ちでしょう。

   


スペイン語を仕事で生かしたい人 

スペイン語圏の国に住みたい人 

スペイン語圏の友達がほしい人 

 


いずれの人も、


スペイン語学習の

動機は「憧れ」で、


目標は

「話せるようになる」こと

だと思います。

  


そして上記のような《夢》は、


「話せるようになる」

という目標を達成した先に

あるのではないでしょうか。

 

 

つまり、

「夢」「目標」

違うということです。

 

f:id:s2016070:20190627164730j:plain

(分けるって意味でこの画像を使いました)

 

 


例えば、

 


スペイン語

仕事で生かしたい

という《夢》の人は


スペイン語さえ話せれば

そんな仕事に巡り合えるですか? 

 



それは違いますよね。

 

 

まず、 

どんな仕事ならスペイン語

生かせるかを調べ、


その仕事に必要な

スキルを身に着け、


その会社に入れるように

準備や対策をして、


入社後も高い評価を得るために

キャリアを積んで....... 

 


最終的な《夢》

を叶えるためには、

その道のりで超すべき山

たくさんあるはずです。

 

  

語学習得とは、

《夢》を叶えるまでに通る

いくつもの山の

一つでしかありません。

  

f:id:s2016070:20190627162832j:plain

 

 



抽象的な表現になってしまい

わかりにくいと

思われたかもしれませんが、

 

 


単純な動機で始まり、


《夢》までの道のりの一部にしか過ぎないのに、


100万のお金をつぎ込み、


半年(ないしは一年)の時間を費やすのは


もったいないと言っているのです。

 


 

よく留学のために

卒業を一年遅らせる人がいます。


しかし留学のせいで

卒業時期が伸びてしまうなど

もってのほかです。


《夢》が実現するまでの

時間を延ばすだけです。

  

 

その時間とお金は

別の山を越えるときに

使ってください。

 

 

 


............................................................................................................................................

 

 


おっと、

ブログの相場を超えて

話過ぎてしまいました。


つい説弁に

熱が入ってしまって........

 

 


それでもここまで

読んでいただけたあなたは、


きっと

自分のスペイン語現状に

満足していないんでしょうね。

 

  

お気持ちはよくわかります。



でも大丈夫ですよ。



私があなたに

自信を持たせてみせます。

 



そして、


次回はついにその方法を

お教えしたいと思います。

 

 

質問はなおも募集中ですので

お気軽にご連絡ください!


義理堅いガウチョが

24時間以内

必ずお返事を差し上げます。

 

 


それではまた

次回お会いしましょう。

 

 

Muchas gracias por tu atensión.

¡Nos vemos pronto 

 

 

 

「留学」は絶対するな!!①

 

 

¡Hola, chicos!

  


はじめまして。

スペイン語大好き、アルゼンチン大好きの

ガウチョ・カズです!

 

f:id:s2016070:20190622234636j:plain

 

  

「なんだこの髭の生えたうさんくさいおっさんは!!」

 

.......って思ったでしょ。

 

 

失礼な!!!!


私は22歳、

就活終わりたての

正真正銘の

大学生だあああああぁぁぁぁぁ!!!!

 

 

はっ............

取り乱してお見苦しい姿を

見せてしまい

申し訳ございません。

 

 

生まれつきの老け顔で

よくviejo(おっさん)だと

思われるのですが、


今日はやけに気性の荒い

ガウチョの血が騒いでしまいました。

(別にガウチョの血なんて入ってないけど)

 

f:id:s2016070:20190623001307j:plain

 

 

 

って、

そんなことは

どうでもいいんです。 



なんてったって

今回は記念すべき初投稿。

 


私の自己紹介がてら、

「留学を全否定」

しようと思います。

 


 

 それでは..........

 

¡Vamos a ver!

 

 


 

 -----------------------------------------------------------


 


 

さて、

 

あなたのお察しの通り、

私は大学三年生の半年間

アルゼンチン

留学をしていました。

 


ですので、

留学に関しての知識は

ある程度持っています。

 


 

そんな私からあなたに

一つ質問させてください。

 

 

あなたは留学にどんなイメージを持っていますか? 

 

f:id:s2016070:20190623093812j:plain

 

外国語が習得できる」、「異なる文化を経験できる」、「外国人の友達ができる」、「お金がかかる」、「治安が不安」、「ホームステイかな~」etc......

 

 


良いイメージも

悪いイメージも

あると思います。

それも人によってさまざま。


  

じゃあ質問を変えましょう。

  


どうしてあなたは留学に行きたいのですか?

 

f:id:s2016070:20190623111435p:plain

 

 


ふむふむ................

 


やっぱり語学力向上のためですか。

(勝手に決めつけるな)

  

 

いやいや、

非常に素晴らしい

目的だと思います。

 

 

だって97%の人が

留学は言語を習得しに行くもの

と考えているのですから。

(だから勝手に決めつけるな)

 

 

恋人がその国にいる。

現地の雰囲気を知りたい。

はたまた親戚に会いに行く。

 


そういった別の理由で

留学に行く人は、

3%くらいしか

いないのではないかと思います。

 


 

ではそんな目的を

お持ちのあなたに

ぜひとも聞いてみたい。

 


留学に行けば本当に語学力は向上するのですか?

 

f:id:s2016070:20190630123230j:plain

 

 


答えは.....................

「Sí (Yes)」です。

 

  


「いや、否定しないんかーーーい」


って思ったでしょう。

 


でも、

もちろんタダ

上達するわけありません。

 

 


いるんですよ。


「留学に行けば外国語がペラペラになる!」

って、


現地に住むだけで

勝手に語学力が伸びる

と思っている


脳内ハッピーガウチョな人が。


f:id:s2016070:20190623100533j:plain

(これはガウチョじゃなくてカウボーイだ)

 


そんなにうまくいくわけ

ありません

 

 


これは私が

留学していた時に出会った、

とある大学の

8人の学生さんのお話です。

 


彼らは8人という

大人数で留学に

来ていたこともあり、


助け合いの精神か

 


四六時中一緒に行動し、


最低限のスペイン語で生活し、


積極的に多くの外国人と

接しようとしませんでした。

 


私は住んでいた地区が

違ったため、

彼らとの接点はほとんど

ありませんでした。

 


しかしある日、


私たちは偶然にも

帰国のタイミングが同じ

であることを知りました。


そして共通の知人を通じて

「さよなら会」

をすることになりました。

  


彼らは一年(約10か月)

私は半年(約5か月)の

留学を経験していたわけですが、

 

その時のスペイン語力の差は

歴然としていました。

  

 



私の方がはるかに流暢だったのです。

 

f:id:s2016070:20190630122333j:plain

 



 まじか..........!!!



当時の私は驚愕しました。

 


二倍の時間の差があって

どうして自分の方が

話せるんだ!?!?

と。

 

 

 

でも今思えばそれは

当たり前のことです。

 


その理由は、


彼らと私の間では、

会話の実践量が

明らかに違った

からです。

 

 


リーディング・ライティング能力は

一人でも向上は見込めます。



しかし、

 

スピーキング・リスニング能力

対人コミュニケーションを

実践した分だけ伸びます。

 

 


じゃあ、

 

 「一人で留学して日本語を全く話さない環境に置かれれば早く上達できるのか!」

  

って思われたかもしれないですが、

 


それは

そもそもの論点がずれています

 


 言葉が通じない環境に放り出されて

向上するのは精神力だけです。

  



【日本語を話さない=外国語を習得しやすい】

 


と思い込んでいるなら、


そんなあなたは

大間違いガウチ

です。

 

f:id:s2016070:20190623114830j:plain

 




こんな書き方をしたら


私は一人で留学に行ったとでも

思われてしまいますよね。

 


いいえ、


実は、私は同じ大学の

一学年下の女の子と

一緒に留学しました。

 


それも

  

同じ家に下宿し、


毎日一緒に通学し、


一緒にご飯を食べ 


一緒に旅行をしていました。

(最後まで指一本触れられませんでしたが......)

  



私たちも言ってみれば

四六時中一緒に行動

をしていたわけです。



しかし、 

二人だからこそできた経験

たくさんありました。

 

 

一人では勇気が出ずに諦めていただろうこと

にも挑戦でき、


つらいことや悩みを日本語で相談でき、


問題があった時には協力して解決できたのです。

 

 


一人で留学するより、

むしろ日本語を話せる仲間がいることは

心強い存在になります

 

 


 

とはいえ、

私はこの場で



留学の有効活用法を

教えたいのでは

ありません

 

 

最初にも申し上げましたが、



私は

留学に行くことには反対

です。

 

f:id:s2016070:20190623121908j:plain

 



   

どうしてかって?


高いからですよ。お金が。

 


そんでもって

その投資に見合うだけの

経験ができないから

です。

 

コスパが馬糞並みって

ことですよ。

ガウチョだけに)

 


じゃあ具体的に

どう悪いのか

って思いますよね。

 



それでは

私が留学で得たもの

を以下に書き出してみますね。

 


スペイン語レベルがDELEのA2→B2に

・アルゼンチンを旅行できた

・コンプレックスの体毛を気にせず生活できた

・食生活が合わずに滞在期間の半分は体調不良だった

・衛生面、金銭面、対人関係のストレスで7kgやせた

・大学の勉強が最後までわからずスペイン語以外何も学ばなかった

・単位が思ったほど認定できず、4年生のいまだに履修を毎日びっしり

 


それに対して払った金額は

半年で90万

です。

  

f:id:s2016070:20190627154802j:plain

 



 

あなたはこれを見てどう思いましたか?

 

これでも留学に行きたい

と思えたあなたは

超絶男前なガウチ

です。

 

 


しかし見ていただいて

わかる通り、 



留学してよかったなと思えるのは

 

1.語学力がちょっと向上した点

2.アルゼンチンという国をちょっと知れた点

 

ただそれだけです。

 


実際に、

 

私は出国の際

インスタグラムの投稿に

こんな感想を残しています。

 


"この半年間自分は何にも成長していない"

"アルゼンチン、本音を言うとこの半年で嫌いになった"

"Resultó que no me gusta Argentina"


f:id:s2016070:20190623130635j:plain

アルゼンチン人からの「いいね」はありませんでした

 

 


「アルゼンチン大好きなんじゃなかったのかよ!!」


って声が聞こえそうですが、

 

 

もちろん好きです!!!

これは声を大にして言います。

 


ただ、それは

客観的に見た文化

が好きなだけです。

ガウチョも含め)

  


実際に経験したそれは

想像を見事に裏切るものでした。

 

 

だからもう一度住みたい

とも思わなければ


留学していた

あの頃に戻りたい

とも思いません。

 

 

 

だから、

  


もし!!........あなたが外国語学部出身で、

 

もし!!........周りの留学経験組との実力差にギャップを抱えていて、

  

もし!!.......留学に行こうか迷っているなら、

 


 

どうか絶対に

留学に行かないでください。

 

f:id:s2016070:20190630141801j:plain

 

 

 

 語学力を上げるだけなら

 

はるかに安く日本で

完結できてしまいます。

 

 

それを、


【語学力向上=留学に行く】


の方程式が

できてしまっている人に

気づけるわけがありません。

 


その方法は

次回以降じっくり

お伝えしていこうと思います。

 

 

 

もし質問やご相談があれば、

ぜひコメント欄で

おっしゃってください。


24時間以内

必ずお返事をさしあげます。

 


どんなご相談でもけっこうです。

 

留学から授業のこと、 

スペイン語文法の

わからないところや勉強法

までお答えいたします。

 

 

 

私と一緒に今の自分の

スペイン語

向上させていきましょう!!!

 

 

 

ここまで読んでいただき

本当にありがとうございます。

 


また次回お目にかかりましょう! 

 


 

Muchísimas gracias!!!   

Hasta el próximo!!