「留学なんて時代遅れ?」挨拶しか話せないスペイン語学習者限定: 留学に行けない貧乏大学生が“「口語」の文法” で留学経験者よりペラペラに話せるようになってしまった話。

その「留学」ちょっと待ってください。外国語の習得を目指す誰もが夢見る留学ですが、果たしてそれはあなたにとって“正しい選択”なのでしょうか?スペイン語学習歴4年の留学経験者による「話すスペイン語」の学び方講座

未来形の「口語文法」

 

 

 

¡Hola, chicos!

 

 

こんにちは。ガウチョ・カズです!

 

 

 

 

さてさて

前回は休憩を

はさんだことだし、

 


今回も

話せるスペイン語習得

を目指して

勉強していきましょう!

 

 

 

気になる

今回のテーマは........

 

動詞の未来形です。

 

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活用も用法もシンプルで

軽視しがち

な未来形ですが、

 

実践の場では

どんな風に

使われるでしょうか?


 

それでは一緒に

見ていきましょう!

 

 

¡Vamos a ver!

 

 

 

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まずは授業の

おさらいをしましょう。

 

 

未来形には大きく

二種類の用法があります。

  

1. 未来の事柄を表す

2. 推定・推量を表す

 

です。

 

 

この用法も

多くなくて

いいですねぇ。

 

 

では一つずつ見ていきましょう。

 

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1. 未来の事柄を表す

  

それはそうですよね。

  

「未来形」

なんですから

文字通りの役割をして

もらわなければ困ります。

 

 

例えば

 

「明日銀行について来てくれるよう彼に頼むよ」

Le pediré que me acompañe al banco mañana.

 

「こんな成績じゃ母さんに見せられないから、もっと勉強するよ」

No puedo mostrarle las calificaciones a mi mamá, por eso estudiaré más.

 

 

 てな感じですかね。

 

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2. 推定・推量を表す

 

この用法の説明の前に 

 

推定推量

という言葉の違いを

お話しします。


  

推定は

「状況や情報に基づいて推測すること」


推量は

「自分の判断で推測すること」

  


らしいです。

(自分も知らない)

 

 

ですが、

スペイン語を話す上では

そんな区別はどうでもいいです。

 

どっちも

「不確実な判断」

をするというわけです。

 

 

 例えば、

 

ホアキンは1時間前に学校を出てるからもう家に着いてるんじゃないかな」 

Joaquín habrá llegado ya en la casa porque salió de la escuela hace una hora.

 

「彼の誕生日のお祝いパーティー

   するなんて最高だろうね」

Será buenísimo que organicemos una fiesta para celebrar su cumpleaños.

 

 

みたいな感じですね。

 

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さて、

 

以上の二つが 

いわゆる「学校文法」

ですよね。

 

 

では

「口語の文法」

はどうでしょうか??

 

 

なんと


実際の場では、

未来形は

ほぼ使われません。

  

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え、なんなんそれ


って思われたかも

しれませんが、

これは事実です。

  

 

実際に私も

アルゼンチンの生活で

使ってこなかったため、

未来形の活用は危ういです。

 

 

 

じゃあどうやって

未来を表すのか?

 


未来の事柄を表す方法は

もう一つありますよね?

 

 

そう、

迂言法(ir + a + 不定詞)

を使うのです。

 

 

実際の会話では

完全にこっちを使います。

 

  

 ≪例≫

Le voy a pedirle que me acompañe al banco mañana.

 

No puedo mostrarle las calificaciones a mi mamá, por eso voy a estudiar más.

 

 

先ほどの例文も

こちらの方が

よりしっくりきます。


それくらい本当に

未来形は使われません。

  

 

ただ、 

推量・推定

の意味での未来形は


迂言法では誤解を

招く可能性があるため、

未来形を使うことを

おすすめします。

 

 

しかし安心してください、

そもそも推量や推定を

使う機会などほとんどなく、

 

あったとしても

私なら、

 

No estoy seguro pero, creo que Joaquín está en su casa.

 

と言ってしまうでしょう。

 

 

これでも十分

言いたいことは

伝わっていますし、


文法的に間違っている

わけでもありません。

 

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さて、 

今回は未来形の用法を

見てきました。

 

  

しかし、

未来形の活用は

覚える必要がない

という結末でしたね。

 

 

なぜなら、

未来の用法では

迂言法を使うことが

一般的であり、 


推量の用法では

別の言い方をすることが

できるからです。

 

 

私が教えたいことは

そういうことです。

 

本当の要不要

実際の会話の中に

あります。


そして少なからず、

私はその事実を

知っています。

 

  

ですから、

 

私は、

最短ルートで語学力を

身に着けられる方法

を伝授している

つもりです。

 

 

もしそれでも

私が「不要」だと

言った事柄が

気になるなら、

 

一通りをマスターしてから

そこに戻ればいいのです。

 

 

まずは目先の

ゴールを目指しましょう!

 

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今回で疑問が出てきたなら

コメント欄から

何でもおっしゃってください。


24時間以内に

必ずお返事を差し上げます。

 

 

 

それでは今回は

この辺でお暇しましょう。

 


また次回お目にかかります。

 

  

 

Gracias por tu atención.

¡Hasta la vista!