再帰動詞の「口語文法」
¡Hola, chicos!
こんにちは。ガウチョ・カズです。
今回は、
わかってるようで
わかっていない.......
再帰動詞
の用法を
見て行きたいと思います。
少し長めの説明に
なるかもしれませんが、
覚えておくと
必ず役に立つ表現が満載
ですので
ぜひ最後まで
ご覧いただけたら
と思います。
それでは今日も~~~
¡Vamos a ver!
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はい!
というわけで、
今回取り上げる
再帰動詞は
覚えるべき用法が
4つあります。
1. 直接再帰
2. 間接再帰
3. 相互用法
4. 強調用法
漢字ばかりで
難しく見えますが、
一個ずつふたを
開けてみましょう。
1. 直接再帰
この用法では、
主語自信が動詞の
直接目的語になります。
例えば、
Me miro en el espejo.
「鏡で自分の姿を見る(私が私を見る)」
La tierra se está moviendo despacito todo el tiempo.
「大地はゆっくりと常に動いている(それがそれを動かす)」
¿A qué hora te despertaste?
「何時に目が覚めたの?(君が君を目覚めさせた)」
など、
本来他動詞で使う動詞を
その主語を直接目的語
として使う
ことで、
自動詞のような役割
をさせているのです。
2. 間接再帰
この用法は
直接再帰に対し、
主語を間接目的語
として扱っています。
例えば
Mi papá siempre se pone la chaqueta cuando sale a pescar.
「父はいつも釣りに行くときにそのジャケットを着る(彼が彼に着せる)」
Quítate la gorra en la clase.
「教室では帽子を脱いでください(君が君から取る)」
Me lavo el cabello cada dos días.
「私は二日に一回髪の毛を洗う(私が私に対して髪を洗う)」
などです。
この場合、
直接目的語が別にあり、
その行動を主語自身の
ために行う
という「間接の再起」
を起こしています。
この用法では一般的に、
その動作や目的語が
身体との関わりを持つ
ことが多いです。
(着たり脱いだり、
体の一部を洗ったりってことです。)
3. 相互用法
「相互」なので
主語が複数じゃないと
使えない用法になります。
二人以上の人物・モノが
お互いに何かをしている
ことを表す用法です。
それと
mutuamente 「お互いに」
という単語と
併用されることが多いです。
例えば、
Nosotros nos amamos mutuamente.
「私たちはお互いに愛している」
Los jovenes se estaban dando besos en público.
「その若い子たちは人前でキスし合っていた」
Los vecinos no se saludan mutuamente aunque se enfrentan.
「お隣さんたちはすれ違ってもお互いにあいさつをしない」
などがありま。
4. 強調用法
この用法は
ごく限られた動詞
でしか使われません。
例を挙げると、
comerse、beberse、irse
この3つだけです。
(嘘です。きっと他にもあります。)
もちろん
これらの動詞は必ずしも
再帰の形にする必要はありません。
ただ、
再帰の形になることで
その動詞の意味を強める効果
があります。
例えば、
「弟はその山盛り料理を食べた」
Mi hermano comió el plato con mucha cantidad.
「弟はその山盛り料理を平らげた」
Mi hermano se comió el plato con mucha cantidad porque tenía hambre.
この文で比較すると、
再帰の方が「食べきった感」
が強く感じられます。
「明日早くに病院に行くよ」
Voy al hosoital mañana temprano.
「もう少ししたら家に帰るよ」
Ya dentro de poco me voy a la casa.
この場合、
voyだけだと
「行く」という
移動の印象しか
与えられませんが、
再帰だと
「行ってしまう」という
感情が付加されます。
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さぁ、
いかがでしたでしょうか?
今回は再帰動詞の
教科書で習うような
ことを見てきました。
難しかったでしょうが、
「そんな使い方があるんだ~」
程度に見ていただければ
よろしいです。
用法の名前とか
難しい文法事項は
覚える必要がありません。
ただ、
使い所を理解して
いただけたら十分
です。
・主語が自分に対して何かするとき
・主語がお互いに何かをするとき
以上の2点だけ
意識できれば
オッケーです。
なぜなら強調用法は
¿Te vas? 「行っちゃうの?」
― Sí, ya me voy. 「うん、もう行くよ。」
のように、
"irse" にしか
使わないからです。
少なくとも
comerseとbeberseの二つは
元の動詞の意味と
あまり差異がないので、
必ずしも再帰にする
必要はないです。
その上
会話の中でも
あまり聞いたことが
ありません。
さて、
今回も学んだことが
いくつかあると思います。
(なかったらかなりショック.....)
その中で何か疑問や、
「こんな表現はどう?」
のような質問があれば
ぜひぜひおっしゃってください。
いずれも
24時間以内に
必ずお返事を差し上げます。
それでは今回も
お疲れさまでした!
また次回会いましょう。
¡Nos vemos!