「留学なんて時代遅れ?」挨拶しか話せないスペイン語学習者限定: 留学に行けない貧乏大学生が“「口語」の文法” で留学経験者よりペラペラに話せるようになってしまった話。

その「留学」ちょっと待ってください。外国語の習得を目指す誰もが夢見る留学ですが、果たしてそれはあなたにとって“正しい選択”なのでしょうか?スペイン語学習歴4年の留学経験者による「話すスペイン語」の学び方講座

今日から私、「日本語」を勉強します①

 

 

¡Hola, chicos!

 

 

こんにちは、ガウチョ・カズです!

 

 

 

さて今回は、

 

スペイン語上達のために

    まずは日本語を勉強しろ」

 

と言わせていただきます。

 

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「いやなんでやねんっ」

 

「今さら日本語で学ぶことないわ」

 

 

って言われるのは

承知しています。

 

 

 

でも私から言わせれば、

 

「どうしてあなたはそんな日本語で

    スペイン語を話せると思ってるんですか?」

 

って気持ちです。

 

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自分が日本人だからって

日本語は完璧だとでも思いましたか?

 

 

そんな考えでは、

 

スペイン語を習得することは

一生叶わなくなりますよ。

 

 

いいや、

確かに話せるようにはなります。

 

 

ただし、

 

 

文法も発音もでたらめで

話せるつもりになっただけ。

 

ネイティブが首を傾げ、

思わず苦笑いしてしまうような

スペイン語

しか習得できません。

 

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一方、

 

日本語を最大限に活用し、

正しい方法

スペイン語を勉強した人は

 

ネイティブに引けを取らない

美しく整った

本物のスペイン語

を習得することができます。

 

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いいですか

 

 

私は日本人です。

 

 

あなたも日本人です。

 

 

私たちは日本語を

母語として話します。

 

 

日本語で友達と会話します。

日本語で文字を書きます。

日本語で物事を考えます。

 

 

そして、

 

日本語でスペイン語

勉強しています。

 

 

 

そう、 

日常生活の全てを日本語

過ごしているのです。

 

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「日本にいるんだから当たり前じゃん」

 

と思ったかもしれないですが、

 

 

今までそんなふうに

考えたことありましたか?

 

 

 

つまり何が言いたいのか。

 

 

あなたは

母語」と「第二言語

の違いの本質を

理解していないのです。

 

 

 

それでは

母語」と「第二言語」は

それぞれどんなもの

なのでしょうか?

 

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まず母語とは、

言語知識がゼロの状態(赤ちゃん)から

最も多くの時間脳が晒され、

自然と獲得していった言語のことです。

 

 

 

一方 

第二言語とは、

母語(ないしは母国語)を使って

学習して身につける言語のことです。

 

 

 

とりわけ

 

赤ちゃんが母語

身につけていく過程を

「獲得」と呼び、

 

第二言語

学習して身につけていくため、

「習得」と呼びます。

 

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へー、なるほど!

 

 

 

そうなのです。 

 

 

そもそも

赤ちゃんと私たちでは

言語を得るプロセスが

異なるのです。

 

 

 

そして、

 

 

第二言語

母語のレベルを超えることは

絶対にあり得ません。

 

 

 

当然のことですよね?

 

 

日本語でスペイン語

学んでいるのに、

そのスペイン語が日本語を

上回るわけがないのです。

 

 

ですので、

第二言語の習得を

母語の獲得と同様の方法

試みてはいけません。

 

 

しかしそれを知らず、

ただ闇雲に

スペイン語脳を作ろうと

言語縛りをしている人は

 

 

 

ただ効率が悪いだけです。

 

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例えば、

 

留学中日本語を

全く使わないように

心がける人が

そのいい例です。

 

 

日本人と接点を持つことを避け、

身も心も現地の人になりきって

脳をスペイン語に慣れさせようと

する人です。

 

中には、普段使う

スマホやアプリの言語設定を

わざわざスペイン語替える

強者もいます。

 

 

それって

赤ちゃんの「言語獲得」

と同じアプローチですよね?

 

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実は、

 

一度成長してしまうと

私たちの脳は

 

言語獲得

できなくなってしまいます。

 

 

 

なぜかというと

少し難しい話になりますが.....

 

 

赤ちゃんの脳は生まれたとき

「普遍文法」

というものを持っています。

 

どの言語環境に置かれても

その言語に順応できるような

システムのことです。

 

 

そして自分が獲得する

言語に応じ「普遍文法」から

不要な文法事項が削除

されていき、

 

最終的に

母語の文法」

が頭の中に形成されます。

 

 

これを「獲得」と呼ぶのです。

 

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だから無意識にでも

私たちは日本語を運用できる

わけですね。

 

 

 

つまり、

 

 

一度「母語の文法」が

作られてしまうと、

「普遍文法」という万能な

機能は使えなくなるのです。

 

 

だから何度も言いますが、

今の私たちは

「習得」

をするほかはないのです。

 

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Zzzz.....

 

 

それを知らないと,

 

 

 

ただ闇雲に

スペイン語を学習し

 

必死に勉強しているのに

結果が全然ついて来ず

 

全て時間の無駄遣いだった

 

 

なんてことになります。

 

 

その上、

 

正しい文法が身につかず

日本語とスペイン語

言い換えができない

 

ができあがってしまいます。

 

 

帰国子女や

現地に住む日本人が

こうなりがちです。

 

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だから、まずは

既存の固定観念

を捨てましょう。

 

 

そこが

効率の良い語学習得の入り口

になります。

 

 

 

 

どうですか?

 

今のあなたなら

 

なぜ日本語を改めて

学ばなければならないのか

 

を少し理解

できるはずです。

 

 

 

え?

まだ理解できない?

 

 

それでは次回は、

具体的にどう勉強するべきなのか

お話ししましょう。

 

 

 

今回も

最後まで読んでいただき

ありがとうございました。

 

 

また次回

お会いしましょう!

 

 

 

Gracias.

¡Hasta luego!

 

 

「私は記憶を捨てている」一日10分で5倍得する方法

 

 

¡Hola, chicos!

 

 

こんにちは、ガウチョ・カズです!

 

 

 

今回は前回の内容に付け加え、

予習と復習の手引き

をお教えしたいと思います。

 

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それでは今回もまた

お説教から入りますが、

 

 

「あなた、予習と復習してないでしょ」

 

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はぁ....また君かね。

 

 

というか、

「予習・復習」の言葉を

初めて聞いたレベル

なんじゃないんですか??

 

 

そんな程度じゃあ

スペイン語習得の道のりは

まだまだ遠いです。

 

 

なぜなら、

 

いくら授業をしっかり

受けていたとしても、

予習・復習をしなければ

 

受けなかったも同然

だからです。

 

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それってめちゃめちゃ

もったいなくないですか??

 

 

せっかく出た授業。

 

他の鼻ほじりながら

聞いてる学生なんかより

一生懸命受けているのに、

 

結局は自分も彼らと

同じ結果なんですよ。

 

 

 

何も学んでいない

ということです。

 

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このままでは、

前回にも述べた

転落街道まっしぐら

ですよ。

 

 

 

しかし、今から

私がお伝えすることを

心がけるだけで、

 

 

授業で学べる知識の

絶対量が増え、

 

その記憶が

いつまでも続き、

 

実践で何度でも使える

最強の頭脳

育てることができます。

 

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こんなチャンスを

逃さない手は

ありませんよね!?!?

 

 

 

とは

言・う・も・の・の

 

 

 

「予習・復習」って

非常にめんどくさい

ですよね。

 

 

お気持ちは

すごくわかります。

 

もうその響き自体が

めんどくささの極みです。

 

 

そんなことに時間を

費やすくらいなら

別の勉強をした方が

有意義だと思っていました。

 

 

 

でもそれは

大きな勘違いを

2つしている証拠です。

 

 

 

 

1つ目は、

「予習・復習」には 時間がかかる。

というもの。

 

2つ目は、

「予習・復習」は ためにならない。

というものです。 

 

 

どちらも大間違いです。

あなたの勝手な思い込みに

過ぎません。

 

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まず、

予習も復習も

各5分で済みます。

 

 

そして、

 

 

「予習」

はあなたが授業で

得る理解を3倍にし、

 

「復習」

はあなたが授業で

得たことの持続率を

5倍にします。

 

 

 

え、お得すぎると思いませんか???

 

 

なんでもそうですけど、

ポイント倍増って

うれしいですよね。

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しかも手間がかからない

のならなおさら。

 

 

 

では、

 

授業前後の

たった10分のことで

何故そんなにも

得られる量が変わるのか?

 

 

と 、非常に疑問ですよね。

 

 

実はこの仕組みの

タネあかしをすると、

 

 

インプットアウトプット

 

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が大きく関わっています。

 

 

まずはインプットに関して

お話しします。

 

例えば

あなたは電車で遠出をするとき、

なんの準備もせずに

駅まで向かいますか?

 

 

少なくとも私は、

 

・何時発の電車に乗り

・何駅でどこ行きに乗り換え

・乗車賃はいくらするのか

 

事前に調べてから

駅に行きます。

 

 

そうじゃないと

その場に着いてから

あたふたと戸惑ってしまい、

無駄な労力を使ってしまうからです。

 

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授業でも全く

同じことが言えます。

 

 

授業に臨む前、

5分間軽くテキストやレジュメに

目を通して内容を理解しておきます。

 

それだけで

難なくその日の授業を

理解できてしまいます。

 

 

そうすると、

 

その場で理解できずにモヤモヤしたり、

わからない単語に頓挫したりする

無駄な時間が省け、

 

先生の言葉を集中して

聞くことができます。

 

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ですので、

 

事前のインプット

つまり「予習」

 

授業満足度を高めるために

非常に役に立つ

のです。

 

 

 

 

続いてアウトプットについて。

 

 

エビングハウス忘却曲線

というものがあります。

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誰もが一度は

見たり聞いたりしたことが

あるのではないでしょうか?

 

 

簡単に説明すると、

 

ヒトは覚えたことは

1時間後には50%忘れ、

1日後には7割以上失ってしまう

 

 

という研究結果のことです。

 

 

この結果に従うならば、

 

今日学んだことが

次の授業までには

ほとんど忘れてしまいます。

 

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だから、

授業を受けても

復習をしなければ

意味が全くなくなるのです。 

 

 

 

じゃあ、復習として

何をやればいいのか?

 

 

それは簡単です。

 

 

授業中に知った新しい単語を

単語帳にまとめるだけです。

 

 

それなら

5分で終わりますよね?

 

 

それをまとめるだけで

今日の授業が

どんな内容だったのか

を単語から思い出すことができます。

 

 

それだけのことで

記憶の定着率は

一気に上がります。

 

 

 

 

 どうでしたか?

 

今回は

予習と復習が

記憶とどう繋がるのか

を見てきました。

 

 

小さめのノートを買って

単語帳を作ったなら

すぐに始められます。

 

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次の授業から

実践をしてみましょう!

 

 

なんでもそうですが、

やる前から

諦めないでくださいね。

 

 

いくら知らない人の

言うことかもしれませんが、

「やってみる」

ことに価値があるのです。

 

現状を変えたいのなら

ぜひ騙されてみてください。

 

 

あなたからの喜びの声を

お待ちしています。

 

 

 

それでは今回も

お付き合いいただき

ありがとうございました!

 

 

また次回

お会いしましょう。

 

 

 

Gracias.

¡Adiós!

 

 

【2400円】スぺ語を取るか、スタバに行くか。

 

 

¡Hola, chicos!

 

 

こんにちは、ガウチョ・カズです!

 

 

 

これまである程度文法の

復習をしてきたところで、

 

 

今回は

あなたの授業の受け方

を再確認する時間に

しようかと思います。

 

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「急にどうしたガウチョよ」

 

と言われるかもしれませんが、

 

 

私はあなたに、

授業の時間を最大限に

生かしてほしい

と思っています。

 

 

 

はっきり言って、

 

今のあなたは

ただその場にいるだけ

です。

 

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先生のスペイン語

右から左に流して、

 

週末の楽しいこと、

バイトのこと、

インスタ映えのことを

考えているだけでしょうね。

 

 

そんでもって

先生の指示がわからず、

後から他の友達に聞いて

初めて理解する。

 

 

そんな情けない授業の受け方で

スペイン語は絶対身につきません。

 

 

語学を舐めないでください。

 

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そんなんでいいのかな?

 

 

 

知っていますか?

 

大学の授業

一コマ90分当たり、

授業料で見てみると

2400円くらいするんですよ。

 

 

 

スタバ5回くらい通えますよね。

 

 

 

その一コマを適当にやり過ごし、

 

終わったらすぐに教室を出て、

 

「今日も一日頑張った!」

 

とか言いながら

タピオカをご褒美に買うんですよね。

 

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お金も時間も

無駄にしてませんかそれ?

 

 

 

その先にどんな未来が見えますか?

 

 

高い学費を出してくれた

両親に顔向けできず、

卒業後、「大学で何学んできたの?」

って顔で見られて、

 

それが悔しいから

大学での勉強以外の学びを

棚に上げようとするでしょう。

 

 

そして一生、

親と社会の期待を裏切りながら

その言い訳をして生きていくんでしょうね。

 

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なかなか厳しいことを

言いましたが、

それが事実です。

 

 

ただ、

 

学ぶ姿勢を少し変えるだけ

 

内容が理解できて、

的確な発言をスペイン語

できるようになり、

 

先生からも

「この子は優秀だ」と

一目置かれ、成績も

2段階はアップすることができる

んです。

 

 

 

どっちの未来に誇りを持てますか?

 

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もう一度よく考えてください。

 

 

いや、考えないでください。

 

直感で感じるでしょう?

 

 

 

後者のほうが

ずっっっっっっっっっっっっっっと

いいはずです。

 

 

 

しかし、

 

今のあなたのような学生が

教室の中ではほとんどです。

 

 

それはどういう意味か?

 

 

ちょっと真剣に受ければ

 

簡単にスペイン語

2歩も3歩も

向上させれます。

 

周りから
あこがれの眼差しを
得られるのです。

 

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じゃあ何をすればいいのか?

どんなふうに授業に臨めばいいのか?

 

 

簡単です。

 

 

辞書を引きながら

先生の話を聞いてください。

 

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そう。

それだけ。

 

 

 

まずは理解するのです。

 

  • 何の授業なのか?
  • 何を求めているのか?
  • 今何をしろと言われたのか?

 

ただその理解に努めてください。

 

 

これは次の授業から

すぐ実践してください。

 

用意する物は

  • メモ用紙
  • ペン
  • 電子辞書

 

この3つのみです。

 

 

 

先生の発言・仲間の発言、

話されたスペイン語の中で

 

①わからなかった単語を

 逐一殴り書きします。

 

と同時に

 

②すぐに辞書で調べます。

 

 

しかしその日本語を

メモする必要はありません。

 

なぜなら、

本当に頻出する単語なら

その先何回も繰り返して

会話で使われるからです。

 

忘れればその都度調べ直せばいい

のです。

 

 

人間の脳では

繰り返された動作ほど

深く記憶に刻まれます。

 

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さて、そうとわかれば

すぐに実践です。

 

 

おっと、

辞書を使うのがNGの先生とか

たまにいませんか?

(私はほとんどの授業でNGです笑)

 

 

そんな場合は先生に、

 

Profe!  Me gutaría entender todo lo que estás diciendo cien por ciento!!

(先生!あなたの言っていること全部を100%理解したいのです!)

 

と言ってみてください。

 

 

それでも辞書を禁止するような

冷酷な先生なら諦めましょう。

 

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とりあえずその場は

メモを取るだけに

とどめてよいです。

 

 

もちろん授業後にすぐ

意味を調べてくださいね。

 

 

 

それでは

今日はこの辺で

終わりたいと思います。

 

 

何か質問や疑問があれば

ぜひコメントください!

24時間以内に必ずお返事します。

 

 

 

読んでいただき

ありがとうございました。

 

 

 

Gracias por tu atención.

¡Nos vemos!

 

 

再帰動詞の「口語文法」

 

 

 

¡Hola, chicos!

 

 

 こんにちは。ガウチョ・カズです。

 

 

今回は、

わかってるようで

わかっていない.......


再帰動詞

の用法を

見て行きたいと思います。

 

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少し長めの説明に

なるかもしれませんが、


覚えておくと

必ず役に立つ表現が満載

ですので


ぜひ最後まで

ご覧いただけたら

と思います。

 

 

 

それでは今日も~~~

 

 

¡Vamos a ver!

 

 

 

------------------------------------------------------------

 

 

 

はい!

というわけで、

 

 

今回取り上げる

再帰動詞は

覚えるべき用法が

4つあります。

 

1. 直接再帰

2. 間接再帰

3. 相互用法

4. 強調用法

 

漢字ばかりで

難しく見えますが、

一個ずつふたを

開けてみましょう。

 

 

 

1. 直接再帰

 

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この用法では、

主語自信が動詞の

直接目的語になります。

 

 

例えば、

 

Me miro en el espejo.

「鏡で自分の姿を見る(私が私を見る)」

 

La tierra se está moviendo despacito todo el tiempo.

「大地はゆっくりと常に動いている(それがそれを動かす)」

 

¿A qué hora te despertaste?

「何時に目が覚めたの?(君が君を目覚めさせた)」

 


など、


本来他動詞で使う動詞を

その主語を直接目的語

として使う

ことで、


自動詞のような役割

をさせているのです。

 

 

 

2. 間接再帰

 

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この用法は

直接再帰に対し、

主語を間接目的語

として扱っています。

 

 

例えば

 

Mi papá siempre se pone la chaqueta cuando sale a pescar.

「父はいつも釣りに行くときにそのジャケットを着る(彼が彼に着せる)」

 

Quítate la gorra en la clase.

「教室では帽子を脱いでください(君が君から取る)」

 

Me lavo el cabello cada dos días.

「私は二日に一回髪の毛を洗う(私が私に対して髪を洗う)」

 


などです。

 

この場合、

直接目的語が別にあり

その行動を主語自身

ために行う


という「間接の再起」

起こしています。



この用法では一般的に、


その動作や目的語が

身体との関わりを持つ


ことが多いです。

(着たり脱いだり、

    体の一部を洗ったりってことです。)

 

 

 

3. 相互用法

 

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「相互」なので

主語が複数じゃないと

使えない用法になります。


二人以上の人物・モノが

お互いに何かをしている

ことを表す用法です。


それと

mutuamente 「お互いに」 

という単語と

併用されることが多いです。

 

 

例えば、

 

Nosotros nos amamos mutuamente.

「私たちはお互いに愛している

 

Los jovenes se estaban dando besos en público.

「その若い子たちは人前でキスし合っていた

 

Los vecinos no se saludan mutuamente aunque se enfrentan.

「お隣さんたちはすれ違ってお互いにあいさつをしない」

 

などがありま。

 

 

 

4. 強調用法

 

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この用法は

ごく限られた動詞

でしか使われません。



例を挙げると、

 

comerse、beberse、irse

 

この3つだけです。

(嘘です。きっと他にもあります。)

 


もちろん

これらの動詞は必ずしも

再帰の形にする必要はありません。


ただ、

再帰の形になることで

その動詞の意味を強める効果

があります。

 

 

例えば、

 

「弟はその山盛り料理を食べた

Mi hermano comió el plato con mucha cantidad.

 

「弟はその山盛り料理を平らげた

Mi hermano se comió el plato con mucha cantidad porque tenía hambre.

 

 

この文で比較すると、

再帰の方が「食べきった感」

が強く感じられます

 

 


「明日早くに病院に行くよ

Voy al hosoital mañana temprano.

 

「もう少ししたら家に帰るよ

Ya dentro de poco me voy a la casa.

 


この場合、


voyだけだと

「行く」という

移動の印象しか

与えられませんが、


再帰だと

「行ってしまう」という

感情が付加されます

 

 

 

------------------------------------------------------------

 

 

 

さぁ、

いかがでしたでしょうか?

 

 

今回は再帰動詞の

教科書で習うような

ことを見てきました。



難しかったでしょうが、

 「そんな使い方があるんだ~」

程度に見ていただければ

よろしいです。

 

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それで、いいのだ



 

用法の名前とか

難しい文法事項は

覚える必要がありません。

 

ただ、

使い所を理解して

いただけたら十分

です。

 

 


・主語が自分に対して何かするとき

・主語がお互いに何かをするとき



以上の2点だけ

意識できれば

オッケーです。



 なぜなら強調用法は


 ¿Te vas?   「行っちゃうの?」 

  ― Sí, ya me voy. 「うん、もう行くよ。」

 

のように、

 "irse"  にしか

使わないからです。


少なくとも

comerseとbeberseの二つは

元の動詞の意味と

あまり差異がないので、


必ずしも再帰にする

必要はないです。


その上

会話の中でも

あまり聞いたことが

ありません。

 


 

さて、

今回も学んだことが

いくつかあると思います。

(なかったらかなりショック.....)

 


その中で何か疑問や、

「こんな表現はどう?」

のような質問があれば

ぜひぜひおっしゃってください。


いずれも

24時間以内に

必ずお返事を差し上げます。

 

 

 

それでは今回も

お疲れさまでした!

 


また次回会いましょう。

 

 

 

Gracias.

¡Nos vemos!

 

 

 

未来形の「口語文法」

 

 

 

¡Hola, chicos!

 

 

こんにちは。ガウチョ・カズです!

 

 

 

 

さてさて

前回は休憩を

はさんだことだし、

 


今回も

話せるスペイン語習得

を目指して

勉強していきましょう!

 

 

 

気になる

今回のテーマは........

 

動詞の未来形です。

 

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活用も用法もシンプルで

軽視しがち

な未来形ですが、

 

実践の場では

どんな風に

使われるでしょうか?


 

それでは一緒に

見ていきましょう!

 

 

¡Vamos a ver!

 

 

 

------------------------------------------------------------

 

 

 

まずは授業の

おさらいをしましょう。

 

 

未来形には大きく

二種類の用法があります。

  

1. 未来の事柄を表す

2. 推定・推量を表す

 

です。

 

 

この用法も

多くなくて

いいですねぇ。

 

 

では一つずつ見ていきましょう。

 

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1. 未来の事柄を表す

  

それはそうですよね。

  

「未来形」

なんですから

文字通りの役割をして

もらわなければ困ります。

 

 

例えば

 

「明日銀行について来てくれるよう彼に頼むよ」

Le pediré que me acompañe al banco mañana.

 

「こんな成績じゃ母さんに見せられないから、もっと勉強するよ」

No puedo mostrarle las calificaciones a mi mamá, por eso estudiaré más.

 

 

 てな感じですかね。

 

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2. 推定・推量を表す

 

この用法の説明の前に 

 

推定推量

という言葉の違いを

お話しします。


  

推定は

「状況や情報に基づいて推測すること」


推量は

「自分の判断で推測すること」

  


らしいです。

(自分も知らない)

 

 

ですが、

スペイン語を話す上では

そんな区別はどうでもいいです。

 

どっちも

「不確実な判断」

をするというわけです。

 

 

 例えば、

 

ホアキンは1時間前に学校を出てるからもう家に着いてるんじゃないかな」 

Joaquín habrá llegado ya en la casa porque salió de la escuela hace una hora.

 

「彼の誕生日のお祝いパーティー

   するなんて最高だろうね」

Será buenísimo que organicemos una fiesta para celebrar su cumpleaños.

 

 

みたいな感じですね。

 

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さて、

 

以上の二つが 

いわゆる「学校文法」

ですよね。

 

 

では

「口語の文法」

はどうでしょうか??

 

 

なんと


実際の場では、

未来形は

ほぼ使われません。

  

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え、なんなんそれ


って思われたかも

しれませんが、

これは事実です。

  

 

実際に私も

アルゼンチンの生活で

使ってこなかったため、

未来形の活用は危ういです。

 

 

 

じゃあどうやって

未来を表すのか?

 


未来の事柄を表す方法は

もう一つありますよね?

 

 

そう、

迂言法(ir + a + 不定詞)

を使うのです。

 

 

実際の会話では

完全にこっちを使います。

 

  

 ≪例≫

Le voy a pedirle que me acompañe al banco mañana.

 

No puedo mostrarle las calificaciones a mi mamá, por eso voy a estudiar más.

 

 

先ほどの例文も

こちらの方が

よりしっくりきます。


それくらい本当に

未来形は使われません。

  

 

ただ、 

推量・推定

の意味での未来形は


迂言法では誤解を

招く可能性があるため、

未来形を使うことを

おすすめします。

 

 

しかし安心してください、

そもそも推量や推定を

使う機会などほとんどなく、

 

あったとしても

私なら、

 

No estoy seguro pero, creo que Joaquín está en su casa.

 

と言ってしまうでしょう。

 

 

これでも十分

言いたいことは

伝わっていますし、


文法的に間違っている

わけでもありません。

 

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------------------------------------------------------------

 

 

 

さて、 

今回は未来形の用法を

見てきました。

 

  

しかし、

未来形の活用は

覚える必要がない

という結末でしたね。

 

 

なぜなら、

未来の用法では

迂言法を使うことが

一般的であり、 


推量の用法では

別の言い方をすることが

できるからです。

 

 

私が教えたいことは

そういうことです。

 

本当の要不要

実際の会話の中に

あります。


そして少なからず、

私はその事実を

知っています。

 

  

ですから、

 

私は、

最短ルートで語学力を

身に着けられる方法

を伝授している

つもりです。

 

 

もしそれでも

私が「不要」だと

言った事柄が

気になるなら、

 

一通りをマスターしてから

そこに戻ればいいのです。

 

 

まずは目先の

ゴールを目指しましょう!

 

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今回で疑問が出てきたなら

コメント欄から

何でもおっしゃってください。


24時間以内に

必ずお返事を差し上げます。

 

 

 

それでは今回は

この辺でお暇しましょう。

 


また次回お目にかかります。

 

  

 

Gracias por tu atención.

¡Hasta la vista!

 

 

 

今日のmerienda① ~tuteoとvoseo~

 

 

 

Buenas tardes.

 

 

 

最近いかがお過ごしでしょうか。

 

 

 

ここのところ勉強の話ばかりで

皆さんの頭も疲れてきたのでは

ないかと思います。

 

 

今回は

文法のお話は

少し置いておいて

 

ちょっとした

ティータイムにでも

しようかと思います。

 

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と言っても

 

ただのおやつの時間に

するのじゃあさみしいので、


この時間を使って

ちょっとした雑談

しようと思います。

 

 

これからも息抜きがてら、

こういう時間をちょくちょく

取り入れていこうと思います。

 

 

そして今日のテーマは、

 「tuteoとvoseo」 

です。

 

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あなたはこの二つの言葉を

聞いたことはありましたか?

 

 

tuteoとは二人称単数で 

"tú" を使う文化のこと。

 

voseoとは二人称単数で 

"vos" を使う文化のことです。

 

  

ですから、

私達が学校で習うのは

tuteoなわけです。

  

なぜなら、

"tú" は

スペイン語圏で通用する人称

だからです。 

 

 

対してvoseo

ごく限られた地域にしか

存在しません。

 

その地域とは、

我がアナザースカイの

アルゼンチンウルグアイです。

 

それ以外の地域でも

使われることはありますが、

主な地域はこのあたりです。

 

 

そして、


voseoが使われる文化圏は

その二国の間を流れる

「ラ・プラタ川」

を中心に広がることから、 


Español Rioplatense 

(ラ・プラタ川のスペイン語

と呼ばれています。

 

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じゃあ具体的に、

 

voseoは何が特徴的なの?

っていうのが知りたいですよね。

 

 

もちろん、

ただ "tú" の代わりに 

"vos" を使うだけでは

ありません。

 

次の2点のような

文法的特徴

も見られるのです。

 

 

 

1. 動詞の活用が異なる

 

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一番興味深い点は

何と言ってもこれです。

 

そもそもの

動詞の活用が

tuteoとは異なります。

 

そして異なる活用をするのは 

【現在形】【命令】

の2つになります。

 

 

まずは一般的な

tuteoの活用から

見ていきましょう。

 

 


【現在形】

hablas              (hablar)

vienes              (venir)

pones               (poner)

 dices                (decir)

 

 

【命令】

habla

ven

pon 

di

 

 

ですよね。

 

  

では対するvoseo

どのような活用を

するのでしょう。

 

 

【現在形】

hablás

venís

ponés 

decís

 

 

【命令】

hablá

vení 

poné

decí

 

 

です。

 

ものすごい

違和感ですよね!

 

  

口に出してみると

その違和感が

より強く感じられます。

 

アクセントが後ろに下がる

のです。

 

 

 

ではどうやって

その活用を作るの

でしょうか?

 


ここでvosの活用の

ベースとなるのは

vosotrosの活用です。

 

 

vosotros の活用は、

 

 

【現在形】

habláis 

 venís 

 ponéis 

decís

 

  

【命令】

hablad

venís 

poned

decid

 

 

でしたね。

(vosotrosなんか使わないから

  忘れちゃってました)

 

 

ここからどうやって

vosの活用を

作っていくかですが、

 


まず【現在形】の場合:

 

-ar動詞と-er動詞では、

 -áis や -éis の "i"  を取ってしまう

のです。


-ir動詞の場合は、

それがそのままvosの活用

になります。

 

 


次に【命令】の場合:

 

-ar動詞、-er動詞、-ir動詞の全てにおいて

語末の “d” を取っ払ってしまい、

アクセントだけ残す

のです。


その結果、

語末にアクセント記号が

付いた形になります。

 

 

最初はかなりの

気持ち悪さを感じます。


でも

慣れてしまえば

語幹母音変化がないので

非常に楽です。

 

 

 

 

2. 前置詞格人称代名詞が異なる

 

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これはよくわからない

と思うので解説すると、

 


前置詞 (a、para、conなど) 

の後ろに来る

人称代名詞 (mí、tiなど) 

というものがあります。


これが

特異な形を持つ

ということです。

 

 

特異と言っても、

ただ "vos" が来るだけ

ですけど  jajaja

 

 

つまり、

 

tuteoでは

 a ti 

 para ti  

 contigo


となるところが、

 

voseoでは 

   a vos 

  para vos  

  con vos


となるということです。

 

 

 

ただし、

 

その他の

人称代名詞所有格では、

tuteoと同じもの

を使います。

 

 

例えば、

  

¿Querés que te saque la foto?

「君の写真撮ってほしい?」

 

Vení aquí para buscar el tuyo.

「君のやつを探しにおいでよ

(なんかみんなで探してるらしい)」

 

No sos tan inteligente como tu hermana.

「君はお姉ちゃんほど賢くないね」

 

 

などです。

 

 

 

 

 

どうでしたでしょうか?

 

 

voseoについては

授業で軽く紹介程度に

聞くことはあっても、


その文法事項まで

教わる機会は

なかなかないのでは

ないかと思います。

 

 

そういえばこの 

"vos" 

という言葉、 


古くは敬称(現在のusted)

として使われていました。

  


しかし時間の経過とともに

また、

国をまたいでいくことで

その意味は変遷し


今では親称として

使われています。

 

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これって日本語の

「貴様」

と似ていますよね。

 


「貴様」

もかつては 

目上の人への敬称

として使われていました。

 

しかし時間とともに

その品格は下がり、

今では親称を超えて

蔑称となっています

 

 

ドラマなんかでよく、

 

「待て〜!キサマ〜〜!!」

 

と言っていたり、 


今では汚い言葉のように

なってますよね。

 

 


そんな点で 

 

日本語とスペイン語って

似たところがあるんだな

と感じたり、

 

スペイン語の多様性って

おもしろいな

って再認識して

もらえたらうれしいです。

  

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さてっ、

 

 

今日のmeriendaはここまで!

 

 

 

Gracias.

¡Chao, chao!

 

 

 

過去未来形の「口語文法」

 

 

 

¡Hola, chicos!

 

 

こんにちは。ガウチョ・カズです!

 

 

 

さて、

今回学習する文法は 

 

過去未来形の用法です。

 

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これも

スペイン語特有の文法事項で、

なかなか理解に苦しむの

ではないかと思います。

 


それでも使えるようになると

表現の幅が広がり


口に出すのが

とても楽しくなります。

 

 

そんな動詞の過去未来形を

今回でマスターしちゃいましょう!

 

 

 

それでは今日も............

 


¡Vamos a ver!

 

  

 

------------------------------------------------------------

 

 

 

はい。

  

ではまず最初に、 


過去未来形が使われる場面

をおさらいしていきましょう。

 

 

その用法は3つありました。

 

1. 過去から見た未来を表す

2. 条件、仮定の文で使う

3. 婉曲表現をする

 

 

この3つです。

 

 


それぞれを解説していきます。

 

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1. 過去から見た未来を表す

 

これはもう

読んで字のごとくですね。

 


「過去未来」って

過去なんか未来なんかどっちやねん 

って思いますけど、

 

過去のある時点を軸に見た未来

を表すときに使います。

 

 

例えば、

 

「今日は会社に来ないかと思ってたよ」

スペイン語で言うと、


Pensaba que no vendrías a la oficina hoy.

 

となります。

 

 

これは、

"tú" に当たる人物が

来た時よりも前に、


私(yo) が

そう思っていたことを

表します。


 

こういう

過去を基準にした未来

のお話の場面で

過去未来形は使われます。

 

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2. 条件、仮定の文で使う

 

これもよく使いますね。

 

条件文というのは

「もし~だったら.....」

という文章のことです。

 

 

例えば、

 

「もし企業からお祈りメールが来たら、一日中泣いちゃうよ」

Si la empresa me embía un mail de suspenso, lloraría todo el día.

 

 みたいな感じです。

 

 

仮定文も、

日本語にしてしまえば

「もし~だったら.....」

という文章ですが、

 


こちらは


現実とは違ったことを

想定した文章、

つまり反実仮想を示唆する文章

です。

 

 

例えば、

 

「もし彼女が生きていたら、思いっきり抱きしめるよ」

Si esuviera viva ella, la abrazaría con toda la fuerza.

 


です。

 

 

この両者の場合は、

過去未来系は

「~するだろうなぁ」

というニュアンスで使われます。

 

 

そしてこれが

大事なルールなのですが、

 

条件文の場合は、

過去未来形の代わりに

未来形を使うことができます。


 しかし


仮定文の場合は、

必ず過去未来形

が用いられます。

 

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「もしもし?」

 

 


 

3. 婉曲表現をする

 

この用法はとても便利ですね。

 

特に

直球で物事が言えない日本人

にはとっておきの

表現だと思います。

 


「婉曲」とは

遠回しという意味です。

 


日本語では、


「それがしたい」

とは言わずに、

「それができたらいいなぁ」

と言ったり、


「それをやれ」

とは言わずに、

「それをやってもらえたら嬉しいなぁ」

と言ったり、


丁寧な言い方

を好む場面が

ありますよね。

 


スペイン語では

そういう言い方を

したいときに

過去未来形を用います。

 

 

例えば、

 

「お口がめちゃくちゃ臭いので開かないようにお願いしたいのですが」

Me gustaría pedirle que no abriera su boca porque huele como el culo abierto.

 

とか、

 

「これ以上友達を失わないためにその悪口を言う癖を直した方がいいと思うよ」

Tendrías que corregirte el hábito de hablar mal de otra gente para no perder más amigos.

 

 

など、

Me gustaría ~ (Me encantaría ~) や、

Tendrías que ~ (Deberías ~) 

の形でよく使われます。

 

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------------------------------------------------------------

 

 

 

いかがでしょうか?

 

 

今回は動詞の

過去未来形3つの用法

を見てきました。



 いずれの用法も

会話の中では

かなりの頻度で出現

します。

 

 

1と2の用法は

文法的なルールなので

「こういう時はこう」

機械的に覚えてしまえばいいです。


しかし、

3の婉曲表現に関しては

自分の話し方を反映させる

技術的な用法です。

 

 

ですので、

活用とその場面に慣れるまで

繰り返し使ってみることが重要です。

 

 

そのための努力は怠らず、

「今なら使える!」

と思ったら


すぐに口に

出してみることを

心がけてくださいね。

 

 

 

今回も

わからないところがあれば

お気軽に質問をください。


24時間以内に

必ずお返事を差し上げます。

 

 

 

それでは

最後まで読んでいただき

ありがとうございました。

 


また次回

お目にかかりましょう!

 

 

 

Gracias por leer todo.

¡Nos vemos luego!